コスモ石油、積水化学工業、朝日エティックの3社は、フィルム型ペロブスカイト太陽電池をサービスステーションの屋根および事業所のタンク壁面に設置するための共同実証実験を7月18日より開始したことを発表した。 フィルム型ペロブスカイト太陽電池を用いた実証実験の様子(出所:コスモ石油) 2050年のカーボンニュートラル実現に向け、再生可能エネルギー(再エネ)の導入拡大が求められており、太陽光発電はその主力電源として期待されている。しかし平地面積が日本においては、従来のシリコン系太陽電池の設置に適した土地が限られることが課題として挙げられている。 そのため新たな方策として検討されているのがフィルム型ペロブスカイト太陽電池で、軽量かつ柔軟という特徴を持つ同電池は、従来設置が難しかった場所に適用できる可能性が増すことから、再エネ導入量拡大に貢献する有力な選択肢として期待が高まっているという。 そうした中
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