国際宇宙ステーションから撮影された高解像度4K映像が公開された。民生用カメラとしては初の撮影成功で、地球の様々な表情が美しく鮮明にとらえられている。 【2017年8月2日 JAXA/ソニー株式会社】 2016年12月9日に打ち上げられた国際宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機では、キヤノン製とソニー製という2つの民生品カメラで構成された次世代ハイビジョンカメラシステム(HDTV-EF2)が国際宇宙ステーション(ISS)へと運ばれた。 このうち、ソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7S II」は2017年2月8日にISSの「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームに設置され、宇宙空間から4K(3840×2160)サイズの映像や静止画の撮影を行っている。α7S IIの採用に際しては、宇宙航空研究開発機構によって様々な検証試験が行われ、同カメラが高真空・宇宙放射線・急激な温度変化