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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (40)

  • ISSから撮影された高解像度4K映像

    国際宇宙ステーションから撮影された高解像度4K映像が公開された。民生用カメラとしては初の撮影成功で、地球の様々な表情が美しく鮮明にとらえられている。 【2017年8月2日 JAXA/ソニー株式会社】 2016年12月9日に打ち上げられた国際宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機では、キヤノン製とソニー製という2つの民生品カメラで構成された次世代ハイビジョンカメラシステム(HDTV-EF2)が国際宇宙ステーション(ISS)へと運ばれた。 このうち、ソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラ「α7S II」は2017年2月8日にISSの「きぼう」日実験棟の船外実験プラットフォームに設置され、宇宙空間から4K(3840×2160)サイズの映像や静止画の撮影を行っている。α7S IIの採用に際しては、宇宙航空研究開発機構によって様々な検証試験が行われ、同カメラが高真空・宇宙放射線・急激な温度変化

    ISSから撮影された高解像度4K映像
    hozho
    hozho 2017/08/03
    「国際宇宙ステーションから撮影された高解像度4K映像が公開された。民生用カメラとしては初の撮影成功で、地球の様々な表情が美しく鮮明にとらえられている。 」
  • 【特集】カノープスを見よう(2016年) - アストロアーツ

    カノープスは南天の星なので、北限から北ではまったく見ることができません。天球上のカノープスの赤緯は-52°42′(2000年分点)なので、単純計算すれば北限は北緯37°18′(=90° - 52°42′)、福島県いわき市のあたりとなります。 ただし、地平線近くの星の光は大気によって屈折されるので、カノープスが見える位置は実際の位置よりも高くなります。この「大気差」も考慮に入れると、新潟県新潟市から福島県相馬市を結んだ線あたり(北緯37°50′付近)が北限となります。山腹など標高が高いところから見ることによって、さらに北からでも見えた例があるようです。 東京付近では、カノープスの南中高度はおよそ2度です。地平線(水平線)付近は天頂付近に比べて大気による減光の影響が大きいため、カノープスは全天で2番目の恒星とは思えないほど暗くなり、さらに大気越しに見るため夕日と同様に赤く見えます。 カノープス

    hozho
    hozho 2016/01/19
    「東京付近では、カノープスの南中高度はおよそ2度です。地平線(水平線)付近は大気による減光の影響が大きいため、全天で2番目の恒星とは思えないほど暗くなり、大気越しに見るため夕日同様に赤く見えます。」
  • 「はやぶさ2」、11月30日に打ち上げへ

    【2014年9月30日 JAXA】 JAXA(宇宙航空券旧開発機構)は30日、小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げを11月30日13時24分に行うと発表した。3基の相乗り小型衛星「しんえん2」(九州大学)、「ARTSAT2-DESPATCH」(多摩美術大学)、「PROCYON」(東京大学とJAXA共同)とともにH-IIAロケットで種子島宇宙センター(鹿児島)から打ち上げられ、地球近傍小惑星1999 JU3を目指す。打ち上げ予備期間は12月1日から9日までとなっている。 8月31日に公開された「はやぶさ2」のフライトモデル(撮影:星ナビ編集部) 2018年に小惑星1999 JU3に到着して探査を行う(提供:池下章裕) 星ナビ11月号で「はやぶさ2」を紹介 10月4日発売の月刊「星ナビ」11月号では、「はやぶさ2」紹介記事(NewsWatchコーナー)と「ロケット打ち上げを撮る」特集を掲載しま

    「はやぶさ2」、11月30日に打ち上げへ
    hozho
    hozho 2014/10/01
    「JAXAは30日、小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げを11月30日13時24分に行うと発表した。」
  • 小惑星イトカワの微粒子、今日から関東で一般公開

    【2013年7月17日 相模原市立博物館/国立科学博物館】 探査機「はやぶさ」が地球に持ち帰った小惑星イトカワの微粒子の実物が、都内と神奈川県相模原市の2会場で今日から一般公開される。 小惑星探査機「はやぶさ」が7年ぶりに地球帰還を果たしたのは2010年6月のこと。劇的なミッション成功が話題を呼び、小惑星イトカワのサンプルが収められていたカプセルの展示や、「はやぶさ」の旅を描いた映像作品などが各地で人気を博した。 そのイトカワの微粒子の実物が、7月17日から一般公開される。国立科学博物館(東京・上野)では常設展示、相模原市立博物館(神奈川県相模原市)では、同日から7月28日までの期間限定展示となる。2012年2月には鳥取で電子顕微鏡での観察展示が開催されたが、常設としては初めてだ。 微粒子の大きさは国立科学博物館で展示されているものが約49μm、相模原市立博物館で展示されているものが約55

    hozho
    hozho 2013/07/18
    「イトカワの微粒子の実物が、7月17日から一般公開される。国立科学博物館(東京・上野)では常設展示、相模原市立博物館(神奈川県相模原市)では、同日から7月28日までの期間限定展示となる。」
  • 世界の星空を新宿で 24日まで写真展

    【2013年6月14日 コニカミノルタプラザ】 世界有数の星空ともいわれるニュージーランド・テカポなど世界の夜空の風景を楽しむ写真展が、コニカミノルタプラザ(東京都新宿区)で開催中だ。 ニュージーランドの南島中央部に位置し、ニュージーランドで屈指の晴天率を誇るテカポは、人口約300人の町で周囲100Kmに大きな町がなく、暗い夜空が保たれているという優れた立地条件から、世界で類を見ない美しい星空を鑑賞できることで注目されている。 1965年には地球上最南端に位置するマウントジョン天文台が建設され、多くの旅行者が訪れるとともに、南半球の星空研究の中心的な役割を果たしてきた。また、テカポでは近年、その星空を世界遺産として登録しようとする初めての試みが進められている。 そのテカポの星空を写真や映像で存分に楽しめる「星空を世界遺産に 〜ニュージーランド テカポ展〜」が「コニカミノルタプラザ」(東京都

    hozho
    hozho 2013/06/15
    2013年6月7日(金)~6月24日(月) 10:30~19:00(最終日は15:00まで) 期間中無休
  • かつて火星は生命に適した環境だった

    【2013年3月14日 NASA】 NASAは、火星探査車「キュリオシティ」による岩石調査の結果から、過去の火星には微生物に適した環境が存在したと発表した。 左は火星の先輩探査車「オポチュニティ」が調査した「Wopmay」と呼ばれる石。生成時は水があったものの、強い酸性で生命に適さない環境だったとみられる。右は「キュリオシティ」が調査した石で、水が豊富だった環境を示している。白い線は、割れ目に流れ込んだ硫酸塩鉱物。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Cornell/MSSS) 火星で活動中のNASAの探査車「キュリオシティ」は先月、ゲールクレーター内の「イエローナイフ湾」と呼ばれる盆地で岩石のサンプルを採取。その分析から、生命に必須な物質である、硫黄、窒素、水素、酸素、リン、炭素の存在が確認された。キュリオシティの使命である「火星に生命を育める環境が存在したか否かの解明

    hozho
    hozho 2013/03/15
    「生命に必須な物質である、硫黄、窒素、水素、酸素、リン、炭素の存在が確認された。「火星に生命を育める環境が存在したか否かの解明」に、これまでのところは「イエス」の回答が出たことになる。」
  • 地表から探るエウロパの海

    【2013年3月8日 NASA】 木星の衛星エウロパの地表に、地下の海に由来すると思われる物質が見つかった。地表と地下がつながっている証拠となるもので、生命の可能性を秘める海を探るヒントを地表の調査から得ることができるかもしれない。 1998年にNASAの探査機「ガリレオ」がとらえたエウロパの姿。クリックで拡大(提供:NASA/JPL/University of Arizona) エウロパの地表と地下の海の想像図。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech) 準惑星エリスやマケマケの発見者として有名なMike Brownさん(米カリフォルニア工科大学)とKevin Handさん(NASAジェット推進研究所)が、木星の衛星エウロパの地下にあるとみられる海から地表に塩水が出ているという強い証拠を見つけた。 エウロパの表面は氷で覆われているが、その100km地下には液体の広大な海があ

    hozho
    hozho 2013/03/09
    「エウロパの表面は氷で覆われているが、その100km地下には液体の広大な海があると考えられており、生命がいる可能性がたびたび取りざたされる天体の1つだ。」
  • 伊丹市立こども文化科学館がリニューアルオープン

    【2013年3月4日 アストロアーツ】 兵庫県・伊丹市立こども文化科学館のプラネタリウムが3日、リニューアルオープンした。 伊丹市立こども文化科学館。奥に見えるドームの外壁補修工事も行われ、スカイブルーにペイントされた。クリックで拡大(撮影:アストロアーツ) 同館キャラクターとおそろいカラーの「メガスターIIB itami」。クリックで拡大(撮影:アストロアーツ) 伊丹市立こども文化科学館のプラネタリウムが、「メガスター」と太陽、月、5惑星の投影機、2台のプロジェクターによるデジタル投影、それに最新版の「ステラドームプロ」からなるシステムを導入し、3月3日にリニューアルオープンを迎えた。 メガスターは一般公開施設としては関西初、日最西端になる。また、メガスターIIBのシステムで太陽、月、5惑星のフルセットの投影機を備えたものは国内初となる。機は「メガスターIIB itami」と命名され

    hozho
    hozho 2013/03/04
    「兵庫県・伊丹市立こども文化科学館のプラネタリウムが3日、リニューアルオープンした。メガスターは一般公開施設としては関西初、日本最西端になる。」
  • 土星の巨大ヘキサゴン

    【2013年2月26日 NASA】 NASAの土星探査機「カッシーニ」がとらえた、六角形をした巨大な渦の画像が公開された。 「カッシーニ」がとらえた六角形の渦。右上には土星の環が見える。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute) 2013年2月から3月ごろ、深夜の南東の空に現れる土星。クリックで拡大(ステラナビゲータで作成) 深夜の南東の空に現れるようになってきた土星。その北極に、不思議な大気の渦がある。 画像は、NASAの探査機「カッシーニ」が2012年11月に高度65万kmから渦をとらえた赤外線像だ。地球の直径2個分以上という巨大な渦は北緯77度付近まで広がった六角形の構造をしており、これは1980年代初めに探査機「ボイジャー」で発見されて以来、ずっと変わっていない。 2006年に土星に到着したカッシーニはより詳しい観測を行

    hozho
    hozho 2013/02/27
    「秒速約100mのジェット気流が吹いていることなどがわかっているが、どうやってこの形が作られ維持されているのかは不明のままとなっている。」
  • ふぞろいの磁場反転 今後の太陽活動に注目

    【2013年2月1日 国立天文台・理化学研究所】 太陽は、11年周期で訪れる活動ピークとともに南北の極域磁場が入れ替わる。だが今年秋のピークを前にして、その反転の足並みが南北でそろわないままとなっている。今後の太陽活動にどのような影響が出るのか、気になるところだ。 太陽は平均11年の周期で活動の極大と極小を繰り返している。現在は徐々に活動が上昇してきているところで、今年秋ごろにピークを迎えると予想されている。 太陽活動がピークとなるころ、その表面の黒点の数が増加し、またほぼ同時に南北の磁極が反転する。黒点の源となると考えられている極域磁場がどのように変化するかを調べることは、太陽活動を予測する上でひじょうに重要だ。 前回発表までの概要

    hozho
    hozho 2013/02/02
    「今年秋のピーク時に予想される平均相対黒点数(黒点数をベースとした太陽活動の指標)は過去100年で最低の数字となっており、当面、太陽活動は低調に推移するものと思われる。」
  • 【特集】カノープスを見よう(2013年)

    冬の夜空といえば、全天一明るい星・シリウスをはじめとした、にぎやかな星の集まりを思い浮かべます。でももし機会があれば、はるか下の、地平線や水平線あたりに注目してみてください。そこには、全天で2番目に明るい星・カノープスが輝いているからです。 カノープスとは カノープスは-0.7等の白い恒星で、その明るさはシリウスの-1.5等についで恒星として全天で2番目です。しかし、あまりに南寄りの空にあるため、北半球の多くの地域(特にヨーロッパ)では見ることさえできません。比較的緯度が低いエジプト、メソポタミア、インドなどでは観察することができたため、結果としてその存在自体は太古から知られていました。 古代中国政治的中心地となった黄河流域(現代の西安など)では、カノープスは南の地平線すれすれに現れる奇妙な赤い星として知られていました。見えるときもあれば見えないときもあることや、縁起の良い赤い色であるこ

    hozho
    hozho 2013/01/23
    一度見たいものです。
  • NASAが新たな火星探査計画を発表 2020年打ち上げ

    【2012年12月5日 NASA】 現在火星で4つの探査ミッションを遂行中のNASAが、2020年打ち上げ予定の新たな探査車の計画を発表した。 NASAは4日、2020年打ち上げの探査車を含む今後の火星探査の見通しについて発表した。現在火星では2台の探査車「オポチュニティ」「キュリオシティ」が活動中で、「マーズ・リコナサンス・オービター」「マーズオデッセイ」、欧州の「マーズエクスプレス」も周回軌道での観測を行っている。 NASAでは2013年に上層大気を調査する「MAVEN」、2016年には火星地下を調査する「InSight」の打ち上げを計画している。2016年と2018年には宇宙生物学調査を行う欧州の「ExoMars」探査機が加わる予定だ。 2020年に打ち上げられるのは、キュリオシティの着陸システムなどを継承した探査車という。今後、科学目標の概要を決定し、搭載機器の公募も実施される。ア

    hozho
    hozho 2012/12/06
    「2020年に打ち上げられるのは、キュリオシティの着陸システムなどを継承した探査車という。」
  • 木星の閃光の正体は?

    【2012年9月28日 Universe Today】 今月10日に目撃された木星表面の閃光現象。小天体の衝突によるものと推測されているものの衝突痕が見つかっておらず、爆発現象の正体は謎のままである。 IRTF望遠鏡とSpeXガイドカメラでとらえた現象前(左:9月5日)と現象後(右:9月11日)の木星。閃光が見られた黒丸部分には、特に変化は見られない。クリックで拡大(提供:G. Orton, Jet Propulsion Laboratory) 今月10日に木星の表面で小天体の衝突によるものらしき閃光が目撃されたことは、アストロアーツニュース(参照:2012/9/11「木星に小天体衝突か 米で閃光現象を目撃」)でもお伝えしたとおりだ。閃光は木星の観測を行っていたDan Petersenさんによって目撃され、テキサス州のGeorge Hallさんが撮影した動画にも記録されていた。 衝突した天

    hozho
    hozho 2012/09/29
    「今月10日に目撃された木星表面の閃光現象。小天体の衝突によるものと推測されているものの衝突痕が見つかっておらず、爆発現象の正体は謎のままである。」
  • 双子の探査機「RBSP」打ち上げ成功、バンアレン帯を調査

    【2012年9月4日 NASA】 地球のはるか上空に広がる高放射線領域「バンアレン帯」を調査するNASAの双子の探査機「RBSP」が先月30日に打ち上げられた。地球の磁場環境のカギを握るこの領域を約2年間にわたって詳しく探る。 RBSPの打ち上げのようす。クリックで拡大(提供:NASA、以下同) バンアレン帯と探査機のイメージ。内側領域は地球上空約100km〜10,000km、外側領域は14,000km〜58,000kmに広がる。クリックで拡大 米国東部夏時間8月30日午前4時5分(日時間同日午後5時5分)、米フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から、バンアレン帯探査機「RBSP」が打ち上げられた。双子の探査機は打ち上げから約1時間後にロケットからそれぞれ別々のタイミングで切り離され、予定の軌道に無事投入された。 今後約2か月かけて飛行関連システムや観測機器を起動した後、格的な観測に入り

    hozho
    hozho 2012/09/05
    「RBSPが探査するのは、地球をドーナツ状に取り巻いている「バンアレン帯」と呼ばれる領域である。動き回る高エネルギー粒子で埋め尽くされたこの領域は放射線が強く1958年に発見された。」
  • タイタンの内部に海?

    【2012年7月2日 NASA】 NASAの探査機「カッシーニ」の観測から、土星の衛星タイタンの内部に液体の水の層があるらしいことがわかった。土星の重力によるタイタンの収縮・膨張から判明したものだ。 タイタンの内部構造。1:有機物豊富な大気と地表、2:外部氷層、3:広域的な内部海、4:高圧氷層、5:含水ケイ酸塩の核。クリックで拡大(提供:A.Tavani) 土星に近づいたときの衛星タイタンは、球形ではなく、土星方向に少し伸びたラグビーボールのような形になる。その後、公転軌道上を半周して土星から遠くなったときのタイタンは、より球形に近づく。タイタンの公転周期はたった16日なので、「固体潮汐」と呼ばれるこのような変化が8日間で起こる。 ちなみに地球の場合、月と太陽による重力が海水面を引き上げていて、外洋では最高60cmも引き上げられる。また同様に、地殻にも約50cmの固体潮汐が起こっている。

    hozho
    hozho 2012/07/03
    「NASAの探査機「カッシーニ」の観測から、土星の衛星タイタンの内部に液体の水の層があるらしいことがわかった。」
  • 月の永久影に氷の証拠を発見

    【2012年6月21日 NASA】 NASAの探査機「ルナー・リコナサンス・オービター」(LRO)により、月の南極にあるシャックルトンクレーター内部の22%が氷で覆われているという観測結果が得られた。 月の南極にあるシャックルトンクレーターには太陽光がずっと届かない永久影が存在する。クリックで拡大(提供:NASA/Zuber, M.T. et al.。以下同様) LROがレーザ高度計でとらえたシャックルトンクレーターの地形図。青色が最も低い場所を、赤と白が最も高い場所を示している。クリックで拡大。 月は自転軸の傾きが小さいため、その南極付近には内部に永遠に光が当たらないクレーターがある。探検家アーネスト・シャックルトンにちなんで名づけられた「シャックルトンクレーター」もその1つだ。直径が20km以上、深さが3km以上ある。 NASAや大学機関の研究チームが、LROのレーザ高度計を使ってこの

    hozho
    hozho 2012/06/22
    「月の南極にあるシャックルトンクレーター内部の22%が氷で覆われている」
  • もうすぐ太陽圏脱出? ボイジャーの周りで宇宙線が急増

    【2012年6月15日 NASA】 35年前に打ち上げられ、太陽圏の果てを目指し続ける探査機「ボイジャー1号」が測定する宇宙線がここ1か月で急増していることがわかった。人工物が初めて太陽圏から脱出する歴史的な日が近づいているようだ。 1977年に打ち上げられ現在は太陽圏の果てを航行しているNASAの探査機「ボイジャー1号」。178億kmの距離から16時間36分かけて届いたそのデータから、探査機の周囲の宇宙線が急激に増えていることがわかった。2009年1月〜2012年1月の間では25%の増加だったが、5月7日以来、1か月に9%というペースで急増しているという。 太陽圏と恒星間空間の境界付近では、太陽風の荷電粒子と、超新星爆発で生成され恒星間空間から飛来する宇宙線とがせめぎ合っている。計測される宇宙線が増加したということは、それだけ「外の世界」に近づいているという証だ。 「越境」の目安として、

    hozho
    hozho 2012/06/15
    そして2271年にとんでもない事に・・・「ヴィジャー!」
  • 【特集】2012年6月6日 金星の太陽面通過

    左の図は、金星が太陽面上を動いていくようすを30分ごとに表したものです(地球の自転を考慮しない動き)。金星は北東やや北寄りから太陽面に入り込み、まっすぐ進んで北西やや西寄りへ抜けます。 一方、地上から見る場合は天頂が上になるので、右のように金星が見える位置は変化します。幸運にも、全国で太陽面通過の全経過を見られ、太陽の位置(方位と高度)を除けば地域による違いはほとんどありません。詳しい時刻についてはタイムテーブルをご参照ください。 金星の視直径は57.8秒角で、太陽面のおよそ33分の1の大きさに見えます。これは、地球から見る惑星の姿としてはもっとも大きいものです。日めがねやフィルターを使った肉眼での観察に挑戦するのも面白いでしょう。ただし、正しいフィルター類を使っていても太陽観察は目に負担がかかるので、何分間も注視するのは避けてください。

  • 金環最終チェック! 安全に楽しむ「日食観察ガイド」を公開

    【2012年5月14日 アストロアーツ/2012年金環日委員会/ウェザーニュース】 5月21日の日までいよいよあと1週間。星ナビ最新号から、適切な観察方法についての情報を抜粋したPDFファイルを無償公開しました。「危険な市販品」についてなど、安全についての最終確認情報を紹介します。 アストロアーツでは、「月刊星ナビ 2012年6月号」の一部をPDF化し、「日観察ガイド」として無償公開しました。画像をクリックすると、PDFが表示されます。 このPDFは、自由にご利用いただけます。学校や観望会におけるプリント配布(小部数に限る)、個人のウェブページからのPDFの再配布も可能です。安全に楽しく手軽に日を楽しむために、ぜひご活用ください。 ※利用に際しましては、「星ナビ6月号(アストロアーツ刊)」掲載記事であることを必ず明記ください。 また、安全で手軽に日を観察できるピンホール式望遠

  • AstroArts - アストロアーツ

    の文献に残された過去1400年にわたる「赤気(オーロラ)」 の記録からは、太陽活動と地磁気の基的な変動パターンが読み取れる。同時に、天変地異に対する当時の人々の反応もうかがえる。