ポーランド出身の名指揮者、作曲家のスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ氏が亡くなりました。93歳でした。読売日本交響楽団の常任指揮者を務めるなど30回以上の来日で、日本の聴衆に最も親しまれた巨匠でした。彼の素晴らしい業績をCDとともに振り返ります。 (タワーレコード) (1)生い立ち~アメリカでの成功 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキは1923年10月3日生まれ、ポーランド・リヴィウ(現・ウクライナ)出身の指揮者、作曲家です。4歳からピアノとヴァイオリンを始め、7歳で作曲を開始。11歳でピアノ・リサイタルを開催し、13歳でベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を指揮するという神童ぶりを発揮しました。ところが、第二次大戦中の空襲で手を負傷しピアニストを断念。戦後、ポーランド国内の主要楽団の指揮者を歴任後、1958年、ジョージ・セルに招かれてクリーヴランド管弦楽団に客演してアメリカにデビューします
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