調査編1で述べたように、今回の調査では、49.4%の人が「こころの病と感じたことがある」と答えた。では、「こころの病」だと感じた原因は何なのだろうか。 図1に、「こころの病と感じたことがある」と答えた人に、「その原因は何だと思いますか」と聞いた結果を示す。15個の項目の中から、当てはまるものを選んでもらった(複数回答)。 最も多かった原因は、54.9%の「仕事のプレッシャー」。2番目に多かったのは、48.4%の「職場の人間関係」だった。この2つが、こころの病だと感じる原因としては、突出して多い。納期や品質などのプレッシャがきつい中、上司や顧客などとの関係がうまくいかない---というシチュエーションが、最もこころの病を誘発しやすいようだ。 3番目以降は、「業務量が過大」(35.3%)、「将来のキャリアに対する不安」(30.6%)、「評価されない/昇進が遅い」(25.6%)、「職場での孤独感」
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