大阪府環境農林水産部が9月議会の直前、地域政党・大阪維新の会の一般質問案を準備していたことがわかった。 部長の指示として担当職員が部内に一斉メールで質問案を募っていた。議会と職員のなれ合いとみられかねず、府は「信用失墜行為に当たる可能性がある」として調査している。 実際には府議が自分で質問を作成し、質問案は使われなかったが、庁内からは「知事与党の維新に便宜を図ったとみられてしまう」と問題視する声が上がっている。 読売新聞が情報公開請求などで入手した計7通の関連メールで判明した。それによると、同部の議会担当職員は9月14日、府議会定例会(9月27日開会)に向け、部内の計22人にメールを送信。竹柴清二部長の指示として「(9月24日投開票の)堺市長選を控え、維新議員は選挙の応援活動を行っており、議会の質問について何も考えていないと思われる」「選挙終了後に、何か項目ないかと問われるため、事前にネタ