日本学術会議は17日、日本医学連合会、医学界連合会との共催で「新型コロナウイルスワクチンを正しく知る」をテーマに、オンラインで市民公開シンポジウムを開催した。現在日本国内では新型コロナウイルスワクチンの接種が進められており、ワクチン接種対象者が医療従事者や65歳以上の高齢者以外の18~64歳へと拡大される一方で、不安を感じて接種を躊躇する人もいる。こうしたなか今回のシンポジウムでは「ワクチンに関する信頼できる情報を共有し、接種対象者の疑問や不安の解決に役立つ」ようにと、複数の研究者が専門的な知見から講演。mRNAワクチンとは何か、ワクチンの副反応や妊娠への影響や安全性、子どもへの接種の考え方など多岐にわたるテーマをとりあげた。講演内容はユーチューブで7月25日まで視聴することができる。また、一部を除く講演資料もホームページから閲覧・ダウンロードが可能となっており、利用を呼びかけている。事前