伊東深水、川瀬巴水、吉田博、橋口五葉。千葉市美術館の「新版画」コレクションが一挙に公開大正初年から昭和のはじめにかけて興盛した「新版画」。伊東深水、川瀬巴水、吉田博、橋口五葉をはじめとした代表的作家の作品とともに、その歴史を通覧する展覧会「新版画 進化系UKIYO-Eの美」が千葉市美術館で開幕した。 展示風景より、小早川清《近代時世粧ノ内 一 ほろ酔ひ》(1930) 江戸時代の浮世絵の技術や美意識を受け継ぎ、大正初年から昭和のはじめにかけて興盛した「新版画」。その歴史を通覧する展覧会「新版画 進化系UKIYO-Eの美」が千葉市美術館で開幕した。会期は11月3日まで。 展示風景 本展は千葉市美術館の潤沢な新版画コレクションから、橋口五葉、伊東深水、川瀬巴水、吉田博、山村耕花、吉川観方、小早川清といった作家の約190点を選りすぐり、プロローグを含めた全5章で紹介するものだ。 展示風景より、伊東