このブログでも幾度か記してきましたが、日本国内では、比較的規制に守られなかった(規制にがんじがらめにされなかった)産業群と、複雑怪奇な規制にがんじがらめに守られ続けてしまった産業群とがあります。 日本の場合は、前者(規制にがんじがらめに守られなかった)が、自動車や鉄鋼などで代表される製造業。後者(規制にがんじがらめに守られてしまった)産業群が、サービス産業やゼネコンなどに代表される産業群。 トヨタやホンダの成功は、優秀な人材を沢山囲い込んだが故の成功ではなく(それだったら、製造以外でも、どこの企業も優秀な人材を沢山囲い込んでいます)、規制にさほど縛られず、霞ヶ関に守ってもらえなかったので、結果として、今の日本の自動車産業は、優秀な人材が育って、グローバル規模で通用するようになったのです。 反対に、国内では、複雑怪奇な規制に縛られながらも、その規制によって守られている産業群は、NTTと