朝起きてから、ずっと仕事をして、 『プロフェッショナル 仕事の流儀』 でNHKに着いてからも、 ずっと仕事をしていた。 空き時間に筑摩書房の 伊藤笑子さんに西口玄関で 江村哲二さんとの対論本 『音楽を「考える」』の ゲラをわたした。 最後の方は終わっていなかったので、 伊藤さんに待っていてもらって、 その場でペンを入れていった。 急いで部屋に戻り、着替えて、 メークをしてもらい、 スタジオに入って、仕事を 始めた。 そのような移動の時に、 量子力学の非局所性と、意識の それがどのようにかかわっているのか、 そんな問題を考えていた。 スタジオの椅子に座ってさあ これから、と思ったときに、 そうか、オレは最近小学校の 時のことばかり思い出して いたけれども、 今の人生の状況は、 小学生のようなヤケクソな エネルギーがないと乗り越えられない ということなのかと合点がいった。 今自分がどのような文