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2008年7月16日のブックマーク (14件)

  • 第5回 中国開発者が考える評価の基準

    開発者なら誰でも,周囲の高い評価を得られるように全力を尽くします。ただし,どんな行動が周囲に評価されるかは学校教育や社会風潮の影響を受けます。評価の基準となる価値観はそれぞれの国や文化によって様々です。そのため,複数の国で共同分散開発を行うときに,相手に喜んでもらうために一生懸命に努力したことが全く評価されなかったり,最悪の場合,期待したのと正反対の結果になってしまったりする可能性すらあります。 中国オフショア開発もその一例です。中国開発者は発注者である日側から高く評価されるために自分の価値観に基づいて,様々なサービスを日側に提供します。しかし,日側から見れば,それらのサービスは単なる無駄な機能追加であったり,“報連相”(報告,連絡,相談)意識の欠如であったりするに過ぎないことがあります。こうした場合,自分を否定されたと勘違いした中国開発者と,望むような成果を挙げられなかったと失望し

    第5回 中国開発者が考える評価の基準
  • 業務プロセスの自動化 (mark-wada blog)

    BPMのめざすところのひとつにプロセスの自動化というのがある。BPA(Business Process Automation)なんて言われかたもしている。さて自動化というのはどういうことなのだろうか。自動の対語は手動だから、手作業をITでやることが自動化なのだろうか。全自動洗濯機のように業務プロセスのStartからEndまで自動的に流すことなのだろうか。 まず、この自動化をしましょうということは現在は自動化できていないということで、それではどこがどう自動化できていないのかをみつけることが自動化を考える第一歩であろう。 企業情報システムやグループウエアなどの導入が多くの会社でなされているが、業務プロセスが自動化されているとは到底思えない。ひとつの目安は帳票があるかないかです。前にも書きましたが、帳票の使われ方として、まずは電子化されている業務と電子化されていない業務の橋渡しです。ですから、帳

  • 要求定義の正しさを証明する3%の動きから全体の傾向を把握

    楽天市場はアクセス数が膨大なので,ちょっとしたUI(ユーザー・インタフェース)や機能の変更も顧客の購買に大きく影響する。それだけに,ボタン一つであっても気軽に位置を変えにくい。(以前は)リピーターの使い勝手を考えるがゆえに,顧客から見ると若干古めかしい印象が残っていたかもしれない」と,楽天市場のサービスやシステムをプロデュースする田中嘉生留氏(ECプロデュース部 RMSプロデュース部門 部門長 )は語る。 これは,稼働するまでその要求が正しかったかどうかを確認できないという,要求定義の難しさを示している。そのために,思い切った要求を入れることに二の足を踏むことがあった。 その楽天市場が10月5日,UIの一部を思い切ってリニューアルした。UIを担当するナビゲーション・チームは,要求の確からしさを確認するために,新しいやり方を取り入れた。 田中氏らが実践したのは,顧客からのアクセスのうちラ

    要求定義の正しさを証明する3%の動きから全体の傾向を把握
  • 非機能要求は,検証できなければ意味がない

    JUAS(日情報システム・ユーザー協会)が,「非機能要求仕様定義ガイドライン」を発行した。このガイドラインは,JUASが2007年9月から2008年3月にかけて実施した「UVC(User Vender Collaboration)研究プロジェクトII」の成果で,ユーザー企業がベンダーに提示する要求仕様書(別の言い方ではRFP=提案依頼書)における非機能要求の定義方法をまとめたものである。 JUASは,2007年に「UVC研究プロジェクト」の成果として「要求仕様定義ガイドライン」を発行しているが,非機能要求については不十分だった。これを補うために,非機能要求に正面から取り組んだのがUVC研究プロジェクトIIであり,「非機能要求仕様定義ガイドライン」だ。 言うまでもなく,ユーザー企業がシステムの非機能要求を明確にベンダーに伝えることは非常に大切である。しかしこれまでは,どんな非機能要求を伝え

    非機能要求は,検証できなければ意味がない
  • システム開発はなぜ楽にならないか?

    あるプロジェクトマネージャから、次のような疑問を投げ掛けられました。 「Javaや開発ツールなどの技術は進歩しているのに、開発は少しも楽にならない。技術の進歩は、誰もが簡単にシステム開発ができるようにはしてくれないのか」 確かに、最近の技術の進歩は目覚しいものがあります(いつの世も技術進歩は目覚しいのかもしれませんが……)。しかしながら、確かに私たちシステム開発者が楽になったとは思えません。 急速な技術進歩で高度化、複雑化するシステム システム開発は、事務作業の効率化、省力化からスタートし、ビジネスの発展とともにシステム化される範囲が増え、システムは規模を拡大するとともに、機能の高度化、複雑化が進みました。 こうした傾向に最近拍車を掛けたのが、経済のグローバル化、インターネットの普及、それらを前提としたシステムへの要求かもしれません。 このようにシステムは高度化、複雑化の一歩をたどっている

    システム開発はなぜ楽にならないか?
  • NTTデータとTISが社内システムをオープンソース化した狙いと反響

    このところ,社内システムを最近オープンソース・ソフトウエアとして公開した企業に話を聞く機会が続けてあった。NTTデータ,TIS,KN情報システム---これらの企業は何を狙ってソフトウエアを無償で公開したのか。その反響はどうだったのか。 「敵に塩を送ることになるのではないか」 「『敵に塩を送ることになるのではないか』,という声もあった」---NTTデータ 技術開発部ソフトウェア工学推進センタ部長 冨安寛氏は「TERASOLUNA」を公開する際にたたかわされた議論を振り返る。TERASOLUNAは,NTTデータが開発したフレームワークと開発プロセスである。技術開発や新規事業のために作ってみたソフトウエアではない。NTTデータで1999年から開発を始め,これまで約280の大規模プロジェクトに適用しているソフトウエアと開発プロセスである。NTTデータがオープン系システム開発の標準として現在も使い

    NTTデータとTISが社内システムをオープンソース化した狙いと反響
  • WindowsUpdate再入門

    ソフトウエアは“生もの”。リリースされた瞬間から“鮮度”が落ちていく。例えば,開発者やメーカーによるテストでは見つからなかった欠陥(バグ)が,多数のユーザーに実際に使われることで,次々と発見されていく。 バグの中には,セキュリティ上の問題を引き起こす脆弱(ぜいじゃく)性も含まれる。攻撃者にとって,脆弱性は格好の標的。脆弱性を悪用すれば,コンピューターウイルスなどを容易に感染させることが可能となるからだ。 機能も陳腐化していく。リリース時点では最新技術であっても,時間がたてば,それ以上の技術が開発されて,ほかのソフトウエアには実装されていく。ユーザーの中には不満を覚える人も出てくるだろう。 以上のことは,どのようなソフトウエアにも当てはまる。Windowsも例外ではない。そこでマイクロソフトでは,Windowsを最新の状態にするプログラム(「更新プログラム」などと呼ばれる)をインターネット経

    WindowsUpdate再入門
  • 上流工程-要件定義---目次:ITpro

    NVIDIAの時価総額が526兆円で世界首位に、生成AIが促す11年ぶりの地殻変動 2024.06.19

    上流工程-要件定義---目次:ITpro
  • てんぷらメモ

    \閉鎖予定のサイトも売れるかも?/ アクセスがないサイトもコンテンツ価値で売れる場合も… ドメインの有効期限を更新してサイト売却にトライしてみましょう

  • Guice(ジュース)を早飲みしすぎていませんか?

    Spring BootによるAPIバックエンド構築実践ガイド 第2版 何千人もの開発者が、InfoQのミニブック「Practical Guide to Building an API Back End with Spring Boot」から、Spring Bootを使ったREST API構築の基礎を学んだ。このでは、出版時に新しくリリースされたバージョンである Spring Boot 2 を使用している。しかし、Spring Boot3が最近リリースされ、重要な変...

    Guice(ジュース)を早飲みしすぎていませんか?
  • プラクティス:9「ご褒美を与える 」 | gihyo.jp

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  • 第1章 現代的プロトタイピングのすすめ~古くて新しい可視化手法(ブルックスからアジャイルまで) | gihyo.jp

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  • PC

    Windowsの大迷惑を斬る Windowsの動作を重くする自動起動、不要なものは消しましょう 2024.03.11

    PC
  • 第一回:「モノがこうしてくれ、と語りかけてくる」

    松下幸之助の右腕となったエンジニア、中尾哲二郎。彼は「専門のない専門家」と呼ばれるほど幅広い分野で功績を残した。中尾のモノづくり人生を支えたのは、現場の仕事で練られた「エンジニア哲学」であった。連載第二部では、中尾が後輩らに遺した珠玉の言葉を引きつつ、21世紀の今にも通じるモノづくりの質に迫る。 「T字型」さらには「π字型」が理想のプロフェッショナル像、と言われて久しいが、技術と経営の専門分化と複雑化が進む現実を前にすると「T字型になるのも精一杯」と挫折感を抱きたくなる。だが、核にある“哲学”さえ身に付ければ、少なくともT字型になれる道筋を見い出したと言えるだろう。 商品に設計者の魂を込める。商品開発に使命感と責任感を見いだす――。 中尾は商品を開発するに当たって、この二つの主義、あるいは行動理念と言うべきものを貫いていた。 中尾をよく知る人にとって、この言葉ほどポピュラーなものはない(

    第一回:「モノがこうしてくれ、と語りかけてくる」