CPUの脆弱性「Spectre」および「Meltdown」を巡って、プロセッサベンダーやオペレーティングシステムベンダー/プロジェクト、セキュリティファームが連日のように何らかの発表を行っている。IntelはすでにCPUのマイクロコードのアップデート版を公開しており、AMDも向こう数週間で同社のCPU向けマイクロコードの最新版を公開するとしている。 更新されたマイクロコードはオペレーティングシステムの起動時に読み込む形で利用されることが多い。FreeBSDではdevcpu-dataパッケージを用いることで、最新のマイクロコードを利用するように設定できる。devcpu-dataパッケージをインストールしたら、/etc/rc.confファイルに「microcode_update_enable="YES"」という設定を追加する。これでシステム起動時に最新のマイクロコードが読み込まれるようになる。
以前はそんなことなかったんですが、わりと新しい FreeBSD(8.3とか 9.0)を インストールしたマシンに Emacsを入れると、起動に 30秒ぐらいかかる(-Qでも) ことがありました。今までは大して作業量が多くなかったので、Vimを 使い(Vimは通常通りの速度で起動する)、根本的な問題解決をしていなかったのですが、 本格的に FreeBSDを使うにあたり Vimオンリーというのは私にはとても辛かったので 解決方法を探しました。それについて以下で示します。 解決方法 /etc/hostsの 127.0.0.1の部分に自マシンの hostnameを書き込むと解決します。 このような部分を ::1 localhost localhost.my.domain 127.0.0.1 localhost localhost.my.domain以下のようにします. (hostnameは foo
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PR からパッチを拾ってきてあったり、自分用に若干変えてあったりして、自分でカーネルを作りなおしている人達は、どの位残っているのだろうか。そんな人達にはこんな手順等要らないと思いつつも記す。 CVS でカーネルを取得できるのは、8.4 RELEASEまで。しかし、いきなり移行目的で最新を取り出すのは茨の道にわざわざ突っ込む行動。ローカルパッチを取り出すには cvs diff と patch を使わなければいけないので、異なるバージョンで行うと作業し辛い rej ファイルと格闘しなくてはいけなくなる。 それを避けるのは、単純に cvs と svn で同じバージョンを取り出せばいい。FreeBSD ではわざわざ全ての履歴を CVS から SVN に移してくれている。また、他のリリースに移るのにも svn のマージコンフリクトを用いた方が、作業効率が数段も良い。 手元には、9.1 まで追った c
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src Automated FreeBSD panic reporting FreeBSDデベロッパのColin Percival氏がFreeBSDカーネルパニック時のデータを自動収集するプログラムへの参加を呼びかけています。詳細は「Automated FreeBSD panic reporting」で確認できるほか、サマリーは「FreeBSD Quarterly Status Report, October-December 2013」の"Centralized Panic Reporting"の項目でも確認できます。 カーネルのバグを修正する上でカーネルパニック時の情報は貴重なデータとなります。FreeBSDはデフォルトでパニック時のデータを/var/crash/以下に出力しますが、カーネルデベロッパにとってはここで出力されるデータがデバッグ時に必要となります。 パニック時のデータが保
FreeBSDリリースエンジニアリングチームは2013年1月20日(協定世界時)、FreeBSDの次期メジャーアップグレードバージョンとなる「FreeBSD 10.0-RELEASE」を公開した。amd64版、i386版、ia64版、powerpc版、powerpc64版、sparc64版のインストーライメージが提供されている。それぞれFTPサーバ経由でダウンロード可能。Amazon EC2でのインスタンスも提供されている。2年間に渡る開発の成果物で、さまざまな新機能が取り込まれている。 「FreeBSD 10.0-RELEASE」における主な注目点は次のとおり。 ハイバーバイザ/仮想化基盤BHyVeの導入 ハイバーバイザ/仮想化基盤Microsoft Hyper-V向け準仮想化ドライバの導入 ZFSへLZ4高性能圧縮アルゴリズム実装を導入 ZFSへSSD向けTRIMサポート機能を追加 A
LLVM is a robust system, particularly well suited for developing new mid-level language-independent analyses and optimizations. IntelのOpen Source Technology Centreに務めるDavid Woodhouse氏はLLVM開発者メーリングリストにメール「16-bit x86 status update」を投函し、LLVM Clangにおける現在の16ビットモードのサポート状況を伝えた。GCCの実装と比較するとまだ実装しなければならない部分が残されているが、「.code16」のサポートを追加するなど基本的な機能が実装されたことが説明されている。Linuxカーネルを起動するところまで動作を確認したとしており、オペレーティングシステムの開発に反
LLVM is a robust system, particularly well suited for developing new mid-level language-independent analyses and optimizations. 11月6日から7日(米国時間)にかけてサンフランシスコで開催された「2013 LLVM Developers' Meeting」におけるプレゼンテーションのようすがサイトにアップロードされた。Sony Computer EntertainmentのPaul T. Robinson氏がPlayStation 4の開発環境について発表しており、コンパイラインフラストラクチャとしてLLVM Clangを採用していること、採用に至るまでの検討事項や、結果としてどのような利点が得られたかを説明している。 PlayStation 4の開発にはLLVM
GitHubに「Open Launchd」プロジェクトが追加された。Open LaunchdはMac OS Xのlaunchd(8)をFreeBSDへ移植することを目的にしており、最終的にはほかのBSD系オペレーティングシステムやLinux系オペレーティングシステムでも利用できるようにすることを目指している。システムの起動時間の短縮を実現できるほか、より包括的なプロセス管理が可能になるとされている。 Mac OS Xのlaunchd(8)は従来の仕組みでいえばinit(8)、rc(8)、cron(8)などを組み合わせたような作りになっている。カーネルが読み込まれたあとにカーネルによって起動され(init(8)に相当)、以降はシステムの起動処理を担当する(rc(8)に相当)。システム起動後はジョブ管理やユーザの使用するソフトウェア起動処理制御などに使われる(cron(8)に相当)。 /Use
FreeBSDプロジェクトや*BSD関連のカンファレンス開催などの支援を実施しているFreeBSD Foundationへの寄付の方法に新しく「AmazonSmile」が追加された。AmazonSmile経由で品物を購入した場合、その0.5%が寄付としてFreeBSD Foundationへ寄贈されることになる。AmazonSmile経由での寄付の受付が可能になったことで、従来よりも広く少額での寄付が可能になるものとみられる。 AmazonSmileではAmazonと同じ商品が扱われているほかAmazonのアカウントでログインすることができ、最初のログインの段階でどの組織に対しての寄付を希望するかを設定する画面が表示されるようになっている。ここでFreeBSD Foundationを検索して設定すると、AmazonSmile経由での購入操作がFreeBSD Foundationへの寄付につ
FreeBSD Foundationは寄付の実施方法としてビットコインによる方法を検討しているようだ。FreeBSD Foundationからの正式なアナウンスメントは実施されていないが、「FreeBSD Foundation Bitcoin Donations」というページが用意されており、BitPay経由での寄付が可能になっている。ビットコイン関連のニュースによれば実験的な取り組みが開始されたことになるという(FreeBSD Foundation Accepts Bitcoin Donations (Experimental))。現在は日々のトランザクションに制限がかけられているため高い金額になると寄付できないとされている。すでにビットコイン経由で寄付を実施したという話がTwitterなどに流れている。 ビットコイン経由での寄付となると、11月26日(カナダ時間)にOpenBSDプロジ
この記事はディストリビューション/パッケージマネージャー Advent Calendar 2013の7日目の記事です。 FreeBSDのports maintainerの方向けの記事です。 最近、FreeBSDにStageDirというものが導入されました。 これまでは、パッケージを作成する際には、いったん対象のportsをインストールしてからそのインストールされたものを元にパッケージを作成するという流れでした。 StageDir導入後はStageディレクトリにいったんインストールし、パッケージを作成してからそのパッケージをインストールする、という流れになります。 StageDir非対応のportsのMakefileにはNO_STAGE=yesという行があります。 詳しくはhttps://wiki.freebsd.org/ports/StageDirを参照してください。(これ、wikiのトッ
Open Source Software used in PlayStation®4 abseil-cpp base64 Bonjour BoringSSL BSD libc cairo cJSON CLAPACK CodeMirror cURL easyexif eglib Ethernet driver Expat XML Parser FLAC - Free Lossless Audio Codec FreeBSD Kernel FreeBSD's fsck/newfs commands FreeType 2 fuse kernel module giflib growfs HarfBuzz ICU Intrusive MPSC node-based queue Jerasure version 1.2A jQuery JSON for Modern C++ kiconv for u
ports Official FreeBSD Binary Packages now available for pkgng これまで開発が続けられてきた次世代パッケージ管理システムの公式バイナリパッケージの提供が開始されました。FreeBSD 10.0-RELEASE以降はこの新しいパッケージ管理システムがデフォルトのパッケージ管理システムとなります。インストール、アンインストール、管理、アップグレードなどの操作をpkg(8)コマンドで実施できます。 提供されているバイナリパッケージはamd64およびi386を対象としています。サポートしているバージョンはFreeBSD 8.3、8.4、9.1、9.2、10.0、11-CURRENTです。バイナリパッケージはPorts Collectionから週に1回のペースでビルドして提供されます。ビルドは毎週水曜日の午前1時から開始され、数日後にはリ
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