NTTドコモは7日、今秋から来春にかけて発売する携帯電話端末のうち、4分の3程度をスマートフォン(高機能携帯電話)にする方針を明らかにした。 2011年度の発売機種数の3分の2がスマートフォンになる。年間のスマートフォンの発売機種数が既存の携帯電話を上回るのは初めてだ。 山田隆持社長は同日、読売新聞の取材に対し、スマートフォンの販売台数について「12年度には携帯電話の販売台数の半分以上をスマートフォンしたい」と述べた。 このうち、首都圏などで利用できる高速無線通信サービス「Xi(クロッシィ)」に対応したスマートフォンを今秋から今冬にかけて6機種投入する。クロッシィの受信速度は現行の通信方式の最大約5倍で、動画などが快適に楽しめる。