サッポロホールディングスの100%子会社のサッポロライオンは、老舗ビアホール「銀座ライオン」を全国に63店舗を展開している。 同社の歴史は1899年、現在の銀座8丁目にオープンした日本初のビヤホール「恵比寿ビヤホール」にさかのぼる。銀座を拠点に外食産業の黎明期に誕生し、100年を超える歴史を刻み、今も伝統を守りつつも革新を続けている企業と言えるだろう。その結果、3世代、4世代と、子から孫へ脈々と顧客が受け継がれている。売上高も約248億200万円(2015年12月期)を計上して、大手外食の一角に名を連ねている。 なぜ銀座ライオンは、流行(はや)り廃りが激しい外食業界の中で世代を越えて愛好される、超長寿業態となっているのだろうか。その秘訣(ひけつ)をひも解いていきたい。 関連記事 ココイチが急速に“マンガ喫茶化”しているワケ カレー専門店の圧倒的シェアを誇り、独走を続けるCoCo壱番屋(ココ
![“超長寿業態” 日本初のビヤホール「銀座ライオン」の歴史をひも解く](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3bf2c12c553ea13483dbdd241f0b3c67b2f3c5a6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F1611%2F09%2Fl_rs_ginza1.jpg)