グルメ情報サイト「ぐるなび」を運営するぐるなびが11月、新しい本社オフィスの運用を始めた。同社は2014年から段階的にテレワークを導入してきたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、自宅勤務が大幅に増加。広いオフィスの必要性が下がり、固定費を削減する狙いもあって、本社オフィスの面積を40%減らした。フリーアドレスの対象も拡大し、座席数は75%削減した。 約1600席もあったという座席を、どうやって75%も削減したのか。同社事業管理部の岡本健太氏、松本諭氏、森澤雄太氏に、オフィス減床の背景、縮小・改装のポイントを聞いた。 関連記事 「オフィス縮小」即断、電話や掃除もオンライン化──“用意周到”だった企業が直面した盲点 人材系ベンチャーのLAPRASが、11月にオフィスを縮小移転した。これからはリモートワークをメインとし、「オフィスはおまけ」の位置付けだ。また、経費精算から電話まで業務に関わ