DJを軸にマルチに活躍するLicaxxxとWONKのリーダー/ドラムスである荒田洸の二人が、リスペクトする人を迎える鼎談連載。第十五回はお笑いコンビ、ラランドのサーヤを迎える。音楽好きで、Licaxxxとは渋谷のクラブで初対面していたり、個人事務所の設立、会社員との二足の草鞋と、思考/生き方としては近いものがあるこの三人。時代感も透けて見える、軽やかで鮮やかなやりとりをどうぞ。 EYESCREAM誌面には載りきらなかった部分も含めて完全版でお届けします。 新しい学校のリーダーズにハマっている Licaxxx:音楽の話からしていいですか。結構いろいろと聴いているイメージがあるんですけど、どうやって音楽を探すんですか? サーヤ:基本、AIに侵食されている。SpotifyもYouTubeもレコメンド機能がどんどん精度上がってきているので、流れてきたものは無作為に全部聴く。数打ちゃ当たるというか。