フィリピン・マニラ北部トゥマウイニで、台風22号(アジア名:ハイマー)の影響による洪水で浸水した水田の中にある家屋(2016年10月20日撮影)。(c)AFP/TED ALJIBE 【10月20日 AFP】(更新、写真追加)大型で猛烈な勢力に発達した台風22号(アジア名:ハイマー、Haima)は19日夜、フィリピン北部に上陸し、20日までに少なくとも8人が死亡した。他にも多数の家屋が損壊し、学校の屋根が飛ばされ、大木が根こそぎにされるなどの被害が出ている。 ハイマーはルソン(Luzon)島北部のカガヤン(Cagayan)州に現地時間19日午後11時(日本時間20日午前0時)ごろ上陸。当局によると、ハイマーは夜通しルソン島北部の山地や農業地帯を横断し、土砂崩れで少なくとも4人が死亡するなど、20日朝までに広範囲に被害をもたらした。 マニラ(Manila)の災害情報調整センターのエドガー・アラ