愛媛県今治市の刑務所から男の受刑者が逃走した事件で、警察は12日も潜伏していると見られる広島県尾道市の島で捜索を続けていますが、1000軒以上ある空き家の捜索は、管理者などの許可が必要なため難航していて、逃走から丸4日たった今も、男の行方はわかっていません。 警察によりますと、島内では、住宅などから現金などが盗まれる被害が6件相次ぎ、このうち現金などが盗まれた車からは、平尾受刑者の指紋が検出されました。 車の周辺では、カラの菓子の袋や牛乳パックなども見つかり、警察は食料などを盗みながら潜伏している可能性があるとみています。 一方、10日以降、新たな盗みの被害は確認されず、足取りはつかめていないうえ、1000軒以上ある空き家の捜索は管理者や所有者の許可が必要なため難航していて、これまでに有力な手がかりは得られていないということです。 警察は、本州などと結ぶ橋で、24時間態勢で検問を続けるとと