日経メディカル運営の「日本最大級」医師求人メディア。転職支援会社が扱う求人情報のほか、医療機関からの直接求人情報も掲載!
一昨日にひき続き、ランキングです。 実際に子供が生まれてみると今まで知らなかった世界に 否応なく入らなくてはいけません。 皆さんも「知らなかった!」ということがないですか? 私はたくさんありました。 今日は15位から11位をご紹介します。 15位:任意の予防接種の金額が高額・自治体によって違う 定期予防接種というのは日本では現在、BCG、三種混合 ワクチン、生ポリオ、麻しん風しんワクチン、日本脳炎だけ。 区市町村が助成しているのが水痘ワクチン、おたふくかぜ ワクチン、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、 子宮頸がんワクチン、最近話題の不活化ポリオです。 助成の有無、助成額は住んでいる場所によって違います。 小児医療に力を入れているとほとんど無料だったり、 関心がない地域だとほとんど親の全額負担に近かったりします。 個人的に私は、乳幼児医療費はタダにはせずに、 全ての小児の予防接種を無料にしたら
古いネタのタイトルである。その前に、この1週間の総括をしておきたい。問題のアデノウイルス感染症(プール熱)は26名であった。予想通り、年末まで付き合うことになりそうだ。溶連菌は15名とやや減少。嘔吐を主症状の急性胃腸炎は60名で増加傾向にある。RSは2名でインフルエンザは0であった。 前々回で取り上げた番組。軟膏はチューブに入っていることが多い。チューブに圧力をかけると、軟膏が出てくる。出てくる軟膏の長さを、指の関節の長さで測る。2関節分の軟膏を、身体に塗る場面があった。軟膏はステロイド。ステロイドを処方しても、副作用を怖がって、塗らないことがある。「ステロイドを使っても、良くならないね」「すいません、怖くて使っていません」という会話がある。この状況を、「チューブに入った軟膏は効かない」と言う。つまり、チューブから出して塗らないと、当然効くはずはない。 番組では医師が、指に取り出した軟膏を
先日、NHKでアレルギーの番組を流した。除去食、減感作、食べて治す、ステロイド、遺伝的要素など色々な内容であった。突っ込み所満載の番組であった。患者さんから色々な質問が来る。あのようないい加減な番組を、公共放送で流すことは、本当に迷惑だ。 出演した医師たちの意図と、番組の伝えたい内容は、おそらく違うものなのだろう。だから、出演した医師を云々する気持ちにはなれない。昔、健康番組ででっち上げ、お手盛りの内容が社会的に問題となったことがある。番組は即刻中止となった。その中に、「ヨーグルトが花粉症に効く」というものが。1年間ヨーグルトを食べた花粉症の人を集めて、当院で撮影が行われた、結果は「効かない」という結論。「結果をそのまま流すように」と要求した。だいたい、ヨーグルトが花粉症に効くはずはない。しかし、番組では有効という結論が流された。その後、この番組のでっちあげ騒動が起こった。 それ以後、私は
► 2024 (2) ► 1月 (2) ► 2023 (5) ► 6月 (2) ► 4月 (1) ► 2月 (1) ► 1月 (1) ► 2022 (4) ► 12月 (2) ► 2月 (1) ► 1月 (1) ► 2021 (6) ► 10月 (1) ► 7月 (4) ► 1月 (1) ► 2020 (34) ► 11月 (2) ► 8月 (1) ► 7月 (4) ► 5月 (4) ► 4月 (8) ► 3月 (9) ► 2月 (3) ► 1月 (3) ► 2019 (13) ► 12月 (2) ► 10月 (4) ► 9月 (1) ► 8月 (2) ► 6月 (3) ► 1月 (1) ► 2018 (12) ► 10月 (1) ► 9月 (3) ► 7月 (1) ► 5月 (1) ► 3月 (2) ► 2月 (3) ► 1月 (1) ► 2017 (62) ► 11月 (10) ► 1
現在、緊急避妊薬Plan B One-Step や Next Choice (一般名レボノルゲストレル) は17歳以上であれば処方箋なしに薬局で購入可能だが、17歳未満の場合は処方箋がないと手に入らない。(それか17歳以上のだれかに代わって買ってもらうか。) 薬の認可等を担当しているFDA(食品薬品局)は最近この規定をとっぱらうということを決めた。が、きのう保健社会福祉省のシベリウス長官がこれを無効にしてしまった。政治的、宗教的プレッシャーが相当かかっていたのだと想像するが、科学的な情報よりも政治・宗教勢力が買ってしまうことが残念でならない。 10台の女性にとって、ただでさえ現在の緊急避妊薬の価格(40-50ドル)というのは高くて届きにくいのだが、処方箋を手に入れないかん、というのは本当に大変なことなのだ。まだ都市部に住んでいて、バスにのって Planned Parenthood とか わ
今日は曇りから、冷たい雨になるのだろう。一昨日(日曜日)のインフルエンザワクチンの接種は、全く問題なく終了した。子供での接種量が増えたこともあって、接種した後の痛みや腫れが強い傾向がある。2回目の接種を見合わせる、接種量を減らす、ワクチンの種類を変えるという3つの方法で対応している。腫れが非常に強い場合には見合わせることをお薦めしている。 現状ではチメロサールフリーの2種類のワクチンが手元にあり、何とか対応できている。インフルエンザの本格的な流行は、おそらく1月下旬になるのではないか? 嘔吐を主症状とする胃腸炎が増えてきた。ロタは2名である。RSも2名で、流行はない。小学生で溶連菌が増えている。溶連菌感染症とは溶連菌がノドについて起こる病気。「ノドが痛い」「熱が出た」「頭が痛い」「お腹が痛い」「気持ちが悪い」が主な症状である。ハナやセキはない。 気になるのがアデノウィルス感染の増加である。
こんばんは☆ サルーテの記事の番外編として 今日は当時、ペストのお医者さんの出立ちを クローズ・アーーーップ ペストの医者は medico della peste(メディコ・デッラ・ペステ) 話しがそれます... ご存知方も多いと思いますが、ワンポイント雑学 複数の場合はmedici della pesute(メディチ...) イタリア語でmedico/mediciは、形容詞で医学の、医者のという意 名詞で医者、医師、治療者、薬という意。 メディチ家の先祖は医学、薬学系とも言われ 家紋章にある6つの丸いものは丸薬や 吸い玉(血を吸い出す丸いガラス)ではないかと言われてもいます さて、この衣装は16世紀にフランス人医師 Charles de Lorme(シャルル・ド・ローム)によって 考案されたそうです マスクの先には、薬草(ハーブ)やエッセンスが入れられ マントや手袋にはワックス(蝋)が塗
スマートフォンの進化には目を見張るものがありますね。普及率もアップしているようです。いろんな無料アプリもあるようですね。この夏に毎朝ジョギングして、やせてからだが引き締まったと自慢している長男が、ジョギングレコーダーなるアプリを入れてくれました。走行距離や時間、消費カロリーまで表示されるから走る気がするよ。やってみたらと言われて、スマフォでそんなことまで出来るのかと感心はしたものの、まだ一度も使っていません(^_^;)。というより、他の機能も宝の持ち腐れ状態です。若い人たちはいろいろ使いこなしているのでしょうね。 さて、予防接種の種類が格段に増え、どの時期にどの予防接種を接種するといいのだろうとか、接種予定日を忘れたことがある、接種予定日前日にお知らせしてくれるといいなぁなんて思っている方も多いのでは。この度、VPD(ワクチンで防げる病気)の会とNTTドコモが共同開発したスマートフォン用ア
今も韓流ドラマのブームは続いているのでしょうか。最近みた韓流ドラマのなかで、子どもを産んでまもない若い母親が子どもの熱発で病院に行くシーンがありました。その時、医師から予防接種を受けていないことを指摘され、さらにそのことを知った姑が『予防接種を忘れるなんて親の資格はない!』とたしなめる場面がありました。日本のドラマでは聞いたことのない台詞で、新鮮でした。そしたら、最近、韓国から帰国した方が、子どもを予防接種に連れてこられました。韓国の母子手帳を持参されていたのですが、ちゃんと肺炎球菌もHibワクチンの欄もあり、接種予定日が記載されていました。韓国に行かれた時、肺炎球菌やHibをしてなかったので、ちゃんとするように指導されたとのこと。日本はまだまだ予防接種後進国なのだと実感しました。 さて、当院でも明日からロタリックスを開始する予定と先日ブログでお知らせしましたが、早速予約が入りました。また
シンガポールの病院での肝臓移植手術の様子(2009年8月24日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/ROSLAN RAHMAN 【11月18日 AFP】ロンドン(London)のキングズ・カレッジ病院(King's College Hospital)は15日、致命的な肝疾患を患った生後8か月の男児の腹部に、仮の肝臓として働く細胞群を注射するという画期的な処置を施したところ、男児が順調に回復したと発表した。 英国放送協会(BBC)によると、医師団は男児の免疫系に破壊されないよう、あらかじめ化学処理を施した肝細胞群を、男児の腹部に注射した。すると肝細胞は、毒素を分解しタンパク質を合成するなど、一時的に肝臓の機能を示し始めた。一方、ウイルスで損傷した男児の肝臓は、注射から2週間後に回復を始めたという。 通常ならば、この男児も他の肝疾患患者同様、ドナー待ちリストに名前を連ねていただろう。こ
23日から本格的に忙しくなった。昨日(土曜日)は前日から水分も控え、6時間以上の長丁場になると覚悟していた。水分も取れず、トイレにも行くことはできなかった。診察時の集中力とスピードはMAXに。つまり、ギアをトップに入れた。それでも、待ち時間が本当に長くなった。申し訳なく思っている。 特別に病気の大きな流行はない。A型インフルエンザ1名、ロタ1名、感染性胃腸炎と溶連菌感染は30名前後というところか?インフルエンザワクチンの接種も多い。 ロタウイルスのワクチンであるロタリックスは、接種(飲ませる)した方は1名。正確に言うと、私の孫(年齢不詳)にも飲ませた。娘はワクチンのリスクもメリットも理解しているので、副作用のチェックを目的として飲ませた。 1.5mlは結構な量である。飲むゼリーという感じ。吐き出す量も多いのだが、全部を飲ませる必要はない。23日の朝の飲ませた。夕方より機嫌が悪くなって、食欲
昨日は、宮崎市急病センターの当直でした。雨も降り出し、急に冷え込んだので喘息発作での来院が多かったです。昼間は受診されず、深夜帯に連日発作で来られた方もいらっしゃいました。さすがに、今日必ずかかりつけ医受診をと話しましたが。*ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、急病センターでは、原則1日処方です。かかりつけ医受診までのつなぎという位置づけだからです。 さて、午前2時を過ぎ、そろろそ仮眠できるかなと思った矢先に再びコール。診察室に行ってカルテをみると主訴が「夜泣き」。夜泣きで急病センターを受診した方に当たったのは初めて。診察室に入ってくる子どもをみると泣いてもいなく普通。お父さんが、「今は泣いてもなく、機嫌もいいのだけど3日間夜泣きが続いている」と。診察で中耳炎等もなく大丈夫ですよと話すと、お父さんがやおらスマートフォンを取り出し片手で操作。するとスマートフォンから子どもの泣き声が。
赤ちゃんにとって、百日咳は命取りになる感染症だ。アメリカでは2004年以来、毎年平均3055人の赤ちゃん(12ヶ月未満)が百日咳にかかり、うち19人がなくなっているそうだ。百日咳の予防策はワクチンが一番だが、赤ちゃんがこのワクチン(百日咳、ジフテリア、破傷風の混合ワクチン)を受けられようになるのは生後2ヶ月からで、その前に百日咳に感染してしまうと痛い。 ゆえに、生後まもない赤ちゃんの百日咳を防ぐためには、周りの人が積極的に百日咳・ジフテリア・破傷風ワクチン(Tdap)を受けるべし、とCDCの予防接種に関する諮問委員会(ACIP)が発表した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く