韓国の大法院が元徴用工への損害賠償を命じた判決に対し、国内は批判一色だ。確かに1965年の国交正常化の際に、韓国人徴用工の損害賠償請求権は「完全かつ最終的に解決」とされた。そのため「とっくに終わったこと」と反発が広まり、韓国をたたく論調があふれている。首相の安倍さんに至っては提訴した元徴用工を「朝鮮半島出身の労働者」と表現、仕事を求めて進んでやってきた人たちだと切り捨てた。思いやりも気遣いもない態度だね。 僕の知り合いに、奥さんの父親が在日韓国人という人がいる。この父親は元徴用工で、当時の体験を小冊子につづっているんだけど、これを読むと、日本人として申し訳ない気持ちでいっぱいになるよ。 この人は韓国の農村で生まれ、17歳のときに徴用の令状が届き、訳も分からず三池炭鉱に連れてこられたんだ。眠る時間も十分に与えられない中で働かされ、体調が悪くて動けないと日本人の監視官に「朝鮮人野郎」となじられ
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