総務省が13日発表した4~6月期の労働力調査(詳細集計)によると、非正規雇用で働く人は1881万人となり、四半期ベースで2002年の集計開始以来最多となった。役員を除いた雇用者全体の数も過去4番目の多さだったが、正社員は減った。総務省は「景気対策の効果などで雇用は生まれたが、非正規に流れているのが現状」と分析している。役員を除いた雇用者数は5198万人。このうち非正規が1881万人で、36.2
厚生労働省は9日、2012年度の年金特別会計の収支決算を発表した。時価ベースで、会社員が加入する厚生年金が10兆2692億円の黒字、自営業者などが入る国民年金が7226億円の黒字となった。資産運用の好調を背景に、積立金の市場運用を始めた01年度以降で黒字額は過去最高となった。黒字は厚生年金が2年連続、国民年金が4年連続。11年度は厚生年金が2兆9106億円、国民年金が1981億円の黒字で、大幅
「長期に保有していれば株式はいつかは上がる」という神話は崩壊したようだ。右肩上がりで経済が成長する時代は終わったとはいうものの、いまだ成長幻想を信じて旧来の運用手法にこだわり続けている投資家が少なくない。運用成果の基準となっているベンチマークそのものへの懐疑論も広がっている。突発的な経済危機や自然災害など、確率論的に起こる可能性がきわめて低い「テールリスク」が起きる可能性がある今、機関投資家のポートフォリオ戦略は根本的に見直しする時期に来ている。(笠原崇寛) 集中投資や最小分散、ヘッジファンドに注目 「これは何のチャートでしょうか?」(図表1)。野村證券フィデューシャリー・サービス研究センターのフィデューシャリー・マネジメント部長、荻島誠治氏は運用機関向けのセミナーで、こう切り出した。答えはTOPIX(東証株価指数)の推移。15年間、日本株に投資し続けたとしても年平均でマイナス3%の成績だ
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