医療保険を見直すなら、保険料の安い掛捨て型がいいと思っている人もいるのでは? 仲和成さんは「医療保険は積立型と掛捨て型の2種類があり、両方の特徴をよく理解して選ぶことが重要です。掛捨て型しか勧めないFPや保険マンはコンサルティング能力が低いうえに加入者のメリットをまるで考えていません」」と一刀両断。 「医療保険では、入院や手術にかかるお金をすべてまかなう必要はありません。会社員の場合、勤務先が健康保険に加入していれば、病気やけがで動けなくなったときには傷病手当金を受け取ることができます。それでも足りない部分を医療保険の入院給付金で補うことを考えればいいのです」(仲さん、以下同) ちなみに、1日あたりの傷病手当金の目安は[年収÷365日×0.6]となる。年収が600万円ならば、1日あたり約1万円だ。この場合、家族構成もよるが、月々の年収における手取額は約43万円。1カ月入院した場合、傷病手当