東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた浪江町の請戸漁港で水揚げされた魚が、震災後初めて海外に輸出された。魚は請戸の春を代表する「シラウオ」。3日にタイ・バンコクに空輸され、現地の複数の飲食店で4日から振る舞われた。相馬双葉漁協請戸地区代表の高野一郎さん(74)は「請戸の漁業復興に弾みがつくうれしいニュース。原発事故による風評払拭(ふっしょく)が広がってほしい」と期待した。 輸出は、東北の食産業復興に取り組む一般社団法人東の食の会(東京都)が企画した。浪江町の水産仲卸「柴栄水産」が競り落とし、食の海外流通を手掛けるエポック(東京都)が輸出と販売を行った。シラウオのほか、相馬市の松川浦漁港のヒラメ、いわき市の久之浜漁港のアナゴといった本県沖で取れる「常磐もの」も併せて輸出した。現地では「福島水産フェア」と題し、すし店や日本料理店で軍艦巻きやかき揚げなどで提供された。 シラウオは東アジアの汽水
短編小説「魚のために道をひらこう」13/陳載煥 2022年03月07日 06:23 短編小説 3章 テソンがジュンハと初めて会ったのは、解放のあくる年であった。 1944年の秋、22歳になったテソンは日本人経営のある養魚場の建設場に働きに行ったが、次の年の正月からその養魚場の養魚工として雇われた。日本人は、北アメリカから1877年にそこでは珍しいたニジマスを飼育していた。養魚場は、あたかも軍事施設のように極秘裏に作られ、その監視はとても厳しかった。彼らの言うには、ニジマスは普通の魚とは異なり金のかたまりのように貴重な魚だから、一尾でも死なせたり減らしてはならぬとのことだった。幼魚のうちはブタの肝臓を食べさせ、少し成長するとピチピチはねるような魚を食べさせていた。これを見たテソンは、金のかたまりのような魚だというのも無理からぬことだと思っていた。それゆえ、ニジマスという奴は、特別偉い人間が食
株式会社 現代経営技術研究所が運営するサブスクリプション形式のオンライン・ショッピングモール subsc に、「京都 魚輝」が新規オープンしました。 ■ 干物専門店「京都 魚輝」が新規オープン! 「京都 魚輝(うおき)」は創業30有余年の干物専門店です。創業当時から京都タカシマヤにて営業を続け、また京都・下鴨に本店があります。 新鮮な魚を粗塩のみで仕上げた「朝開き」、低温の下で管理し熟成を促進させた「魚輝干し」、京都の老舗 ・石野味噌の白味噌で時間をかけて一つひとつ丁寧に仕上げた「西京漬け」など、こだわりの干物が魚輝の自慢です。 魚輝こだわりの「朝開き」「西京漬け」、魚輝の職人が目利きした「おすすめ塩干物」から厳選し、毎月お届け致します。 【 朝開き 】 魚輝の職人が新鮮な魚を仕入れ、早朝より一枚一枚丁寧に開き、あら塩のみで仕上げた「朝開き」。見た目はみずみずしい鮮魚のようですが、鮮やかな
ホーム > ヘッドライン > 中目黒 > 大阪発オーゼットカンパニーが中目黒に開業した「魚の店 オカモ倶楽部」が早くも行列人気!「旬魚がスタンド価格」のハイコスパで、刺身、すし、お出汁料理が自慢のネオ大衆「魚」酒場 [ニューオープン] 2022.03.07 大阪発オーゼットカンパニーが中目黒に開業した「魚の店 オカモ倶楽部」が早くも行列人気!「旬魚がスタンド価格」のハイコスパで、刺身、すし、お出汁料理が自慢のネオ大衆「魚」酒場 12月23日に中目黒にオープンした「魚の店 オカモ倶楽部」は、大阪で多業態を展開するオーゼットカンパニー(大阪市福島区、代表取締役:岡本匡洋氏)の東京2号店。テラス席も含めると100席の規模を誇る同店は、「旬魚がスタンド価格」と銘打ったハイコスパで刺身、すし、自慢のお出汁料理などを提供する。ネオ大衆「魚」酒場といった感じの外観もインパクト大だ。早くもリピーターが続出
漁業が盛んな日南市南郷町にある外浦漁協と道の駅なんごうなどが「外浦カツオフェア」を開催。 外浦港で水揚げされたばかりのカツオを使った「カツオ飯」や、甘い醤油で味付けして柔らかく煮込んで加工された「虎節」小鉢のついた定食が、道の駅なんごうのレストランで海を眺めながら食べられる(価格は税込1,200円)。 大きなイベントや祭ができない中で、カツオのPRができないかと、発砲スチロールの製造や道の駅なんごうを運営する南郷包装に相談をして、今回のフェアは初開催となった。 ▽外浦漁業協同組合の参事・市元正人さんは「今回はカツオフェアとして道の駅なんごうとコラボした。漁協では外浦港で水揚げされカツオを使った虎節を作っていますので、ぜひ多くの人に味わってもらいカツオのPRにつながれば」と話す。 ▽道の駅なんごうの阪元友美駅長は「今こういう状況なので観光客が少ないです。コロナの状況が落ち着いてきたら、少しで
Published 2022/03/07 09:36 (JST) Updated 2022/03/07 09:58 (JST) 長崎県佐世保市三川内新町のベンチャー企業「オーシャンソリューションテクノロジー」が、QRコードで漁獲証明する技術を開発した。情報の開示で信頼性を高め、漁獲した魚のブランド力向上を期待。発売中のアプリ「トリトンの矛」に機能を追加した。 トリトンの矛は、潮流や海水温度、魚種、漁獲量など漁業者が入力した操業情報を蓄積し、人工知能(AI)を使って取れる可能性が高い漁場などを漁業者に提案。ベテラン漁師が培ってきた長年の経験や勘の部分をアプリが補い、技術継承をスムーズにする。 QRコード化の利点の一つは信頼性の向上。消費者がスマートフォンなどでQRコードを読み込むと漁獲海域などの情報を見ることができ、水上陽介社長(41)は「信用の積み重ねがブランド力の向上につながる」と力を込
Published 2022/03/07 09:36 (JST) Updated 2022/03/07 09:58 (JST) 長崎県佐世保市三川内新町のベンチャー企業「オーシャンソリューションテクノロジー」が、QRコードで漁獲証明する技術を開発した。情報の開示で信頼性を高め、漁獲した魚のブランド力向上を期待。発売中のアプリ「トリトンの矛」に機能を追加した。 トリトンの矛は、潮流や海水温度、魚種、漁獲量など漁業者が入力した操業情報を蓄積し、人工知能(AI)を使って取れる可能性が高い漁場などを漁業者に提案。ベテラン漁師が培ってきた長年の経験や勘の部分をアプリが補い、技術継承をスムーズにする。 QRコード化の利点の一つは信頼性の向上。消費者がスマートフォンなどでQRコードを読み込むと漁獲海域などの情報を見ることができ、水上陽介社長(41)は「信用の積み重ねがブランド力の向上につながる」と力を込
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魚の鮮度「見える化」 輸出強化へ制度整備―農水省 2022年03月07日18時44分 【図解】水産物輸出額推移 農林水産省は、魚類の鮮度を「見える化」する新たな試験方法を日本農林規格(JAS)で制度化する。海外でなじみのない日本の品質保持技術に対する理解を深めてもらうことで、輸出品の競争力強化につなげたい考え。月内に公示する方向だ。 海外では、水産物の鮮度を見た目で評価することが主流となっている。一方、日本では鮮度維持に有効な「活け締め」という技術が広く使われてきた。この手法は血抜きのために刃物で傷を付けることもある。海外では傷が付いた魚の取り扱いは敬遠されがちなので、農水省は輸出拡大の妨げになっているとみていた。 農水省は輸出拡大に向けて海外の懸念を払拭(ふっしょく)するため、魚類の鮮度を測る統一的な試験方法を規定する。鮮度を示す数値は魚類によって異なるが、これをデータ化することで魚類ご
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で原油価格が高騰するなか、水揚げ量日本一の千葉県の銚子漁港では、漁業者や流通会社が漁船の燃料や資材の値上がりで経営に大きな打撃を受けています。 水産物の水揚げ量が全国で最も多い銚子漁港では、7日朝も生マグロの競りが行われていましたが、新型コロナウイルスによる影響が長期化し、飲食店の魚の買い控えが続いているということです。 そうした状況に加え、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で原油価格が高騰していることに漁業者や流通会社はいま、強い不安を感じています。 銚子市や銚子水産流通業連合会によりますと、漁船の燃料に使う重油の価格は1リットルあたり100円余りと去年より20%程度値上がりしているほか、水産物を詰める容器の価格も去年よりおよそ20%値上がりし、漁業者や流通会社の経営に大きな打撃になっているということです。 銚子水産流通業連合会の宮内隆会長は
メルカリグループのソウゾウ(東京都港区)は3月7日、スマホでネットショップが開設できるECプラットフォーム「メルカリShops(メルカリショップス)」で、クール便をサイズ別全国一律価格で配送するサービス「クールメルカリ便」を開始すると発表した。国内の主要ECでは初という。 <篠原孝明・ソウゾウ Head of Product(左)とメルカリショップスに出店する水産業者> 「クールメルカリ便」は、ヤマト運輸が提供する「クール宅急便」を使って、要冷凍・要冷蔵商品を、サイズ別で全国一律の送料で配送できるサービス。60~120サイズまでの対応する。出店する水産業者の販路拡大支援を目的にメルカリショップス限定で提供する。 <「クールメルカリ便」の料金体系> 利用料は「60サイズ」(縦・横・高さの合計が60㎝以内、重量は2㎏以内)の場合で920円。最大で59%の割り引きになるという。配送可能な温度帯は
刺身やお寿司の定番ネタとして人気が高いマグロ。お寿司屋さんに行くと必ず注文するという人も多いのではないでしょうか。実は、日本でのマグロの歴史は古く、縄文時代から食べられていたと言われています。その証拠として、縄文時代の貝塚からマグロの骨が発見されているのです。そんな日本人にとってなじみの深いマグロについて、神戸中央卸売市場でマグロを中心とした鮮魚を取り扱う、中村水産株式会社(神戸市兵庫区)の代表取締役社長・中村哲英さんに話を聞きました。 【写真】「ざんまーい!」と言いたくなる? 日本人にとってなじみの深いマグロ 中村水産の創業は大正15年(1926年)。現在は、マグロをはじめとした鮮魚や貝類などを扱う水産物総合会社として様々な海産物の仲卸をおこなっていますが、昭和25年(1950年)に神戸中央卸売市場で開業した当初はマグロ専門店として、マグロ一筋で仲卸をしていました。 そんなマグロを知り尽
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外国産輸入アサリの大半が「熊本県産」に偽装されていた問題に絡み、偽装に関わった県内の仲介業者が闇取引の実態を証言した。「アサリはとにかくもうかる」。偽装の2~3割を占めるとされる「熊本ルート」では、巨額の利ざやを目当てに正体不明の県外業者も介在。偽装行為の当事者だけでなく、蓄養場や卸業者も利ざやを分け合う組織的な構図が浮かぶ。 【図解】外国産アサリ偽装の利ざやの構図 「アサリが欲しい。社長から、アレしてもらえんですか」。1年ほど前、仲介業者の男性は、見知らぬ番号の電話を受けた。相手は福岡県南部の卸業者。男性は過去にアサリの輸入に関わっており、「アサリ業者から聞きつけたのか」と推測する。 男性は「蓄養業者と直接取引すればいい」と提案したが、卸業者は「直接は売ってもらえん」と仲介料を提示して食い下がったという。男性はこれに応じ、県内の知り合いの蓄養業者と話をまとめ、数回に分けて数十トンを取引し
今回はテトラポットでの天然の海苔摘みと、その下処理&定番レシピを紹介したいと思います。 (アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐) 海苔といえば、おにぎりやお寿司の軍艦巻き等で使用される板海苔が真っ先に想像できるのですが、これはもちろん加工品。改めて調べてみると、海苔とは「水中の岩石に苔のように着生する藻類の総称」とのこと。 普段私たちが口にする海苔はほぼ100%養殖品で、専用の網を海中に沈め、そこで効率良く育てているものなのですが、天然のものは先に書いた通り、岩やテトラポット等に苔のように付着しています。 種類については残念ながら正確に見分けることはできないのですが、東京湾で採れるものはスサビノリ、もしくはナラワスサビノリの可能性が高いそうです。 今回はそんな風味豊かな天然の海苔を手に入れるべく、東京湾袖ケ浦エリアへ出かけてきました。 狙いは2月の大潮干潮時海苔摘みシー
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脂がのったサバといったら、どんなサバを思い浮かべるでしょうか? スーパーに並ぶ塩サバや、お弁当や外食などでもすっかりお馴染みの、ノルウェー(大西洋)サバではないでしょうか? 日本のマサバに比べて、ストライプがはっきり。メタリックブルーが特徴のノルウェーサバを食べたことがある方は少なくないと思います。 写真で比較してみましょう。皮の方から見ると脂の有無は分かりにくいですが、身の方からみるとよくわかります。上が国産マサバで、春に漁獲。脂がないので身が赤っぽく見えます。一方で下がノルウェーサバ 秋に漁獲・脂があり白っぽく見えます。 ところで、脂がのっていないノルウェーサバを食べたことがありますか? 国産の場合は、脂がのって美味しいサバもあれば、必ずしもそうではないサバもあったはずです。 ノルウェーサバが日本市場を席巻している背景を通じて、日本の魚が消えて行く本当の理由に気づいていただきたいと思い
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