休日に寝てたら着信。 眩しさと音で不快に目が覚める。 こんな朝っぱらから俺に何の用だ・・・。 と、寝惚け眼で確認すると先輩のOさんからだ。 大学2年になり、多少授業にも余裕が出てきた5月中旬。GWも終わり、1年生が多少の五月病に掛かる中の土曜の話だ。 「もしもし、おはようございます。」 「おお!出てくれたか!おいg13!今、家か!?」 「はい、そうっす。なんかありました?」 「お前、今日の予定は?!」 「いや、何にもないっす。」 「もし、って言うか、今から大学来てくれないか?!」 「え?何でですか?」 「人が足りなくなったんだ!頼む!」 「ちょっとOさん、俺の話聞いてます?だから何かあるんですか?」 「ああ!サークル対抗の・・・ ソフトボール大会だ!」 ・・・・・・・・。 「後40分くらいしかないんだ!第2試合若干余裕はあるけど、Wが急に遅れるって連絡してきてさ!頼む!人数合わせで良いから