正式には「しゅりゅうだん」。旧陸軍では「てりゅうだん」とも読んだらしい。 専門用語というか特定集団内の用語は、一般とは異なる読み方をすることが多々あります。 同音異義語を区別するためであったり、聞き違いを防ぐためであったり、あるいは由来不明の慣用であったり。 「手動」を「てどう」、「技手」を「ぎて」という業界もあります。 医学用語の「口腔(こうくう)」「鼻腔(びくう)」「発疹(ほっしん)」「分泌(ぶんぴ)」、法律用語の「権原(けんばら)」、土木用語の「隧道(ずいどう)」、通信用語の「架空(がくう)」などは有名。 「学がない」と決め付けるのは早計と言うものです。