東京都と新宿区は、2040年代に想定される社会変化の見込みを踏まえ、長期的・広域的な視点から、新宿の拠点づくりに取り組むこととしており、目指すべき将来像とまちづくりの方向性を示す指針として、「新宿の新たなまちづくり~2040年代の新宿の拠点づくり~」を平成29年6月に策定しました。 この指針を受け、東京都と新宿区は、新宿駅周辺地域において先行して再編を行う駅直近地区の整備に向けて、周辺地域との交流や回遊性の向上に資する都市基盤等の再編について、「新宿の拠点再整備検討委員会」を設置して検討を進め、「新宿の拠点再整備方針~新宿グランドターミナルの一体的な再編~」を平成30年3月に策定しました。この再整備方針の実現に向けて、先行して再編する新宿駅直近地区の都市基盤等について、都市計画変更に着手します。 今後も、建物計画などの具体化に合わせ、都市計画の変更を段階的に進めていきます。 新宿の新たなま
JR東日本の新宿駅は、駅の東側と西側が分断されている。改札内のコンコースは東西をつないでいるが、改札外で行き来するには遠回りする必要がある。地下鉄丸ノ内線の駅部分にある地下道を通るか、あるいは地上を回るか。複雑な新宿駅周辺だけに、慣れない人にはわかりにくい。 だが、今年7月19日には同駅の東口と西口を結ぶ改札外の通路「東西自由通路」の使用が始まる予定だ。遠回りすることなく、地下をそのまま行き来できるようになる。 この東西自由通路は、現在は改札内の通路である「北通路」を改築するものだ。幅を17mから25mに拡幅し、さらに改札を移設して改札外の自由通路に生まれ変わる。これに伴い、現在の「西口改札」「東口改札」は撤去され、改札は東西自由通路から南向きに入り込む形となる。都心部のJRの駅で言えば、池袋駅を想像してもらうとわかりやすいだろう。 私鉄駅から東口へは「改札内通過」 さて、そこで気になるこ
改札の場所も変わります。 JR新宿駅東西自由通路の東改札前の完成イメージ(画像:JR東日本)。 JR東日本東京支社は2020年6月2日(火)、新宿駅で建設中の東西自由通路について、供用開始日が7月19日(日)に決まったと発表しました。 同駅では2012(平成24)年から、東口改札と西口改札を結ぶ地下改札内の北通路(幅約17m)を拡幅し、幅約25m、長さ約100mの改札外自由通路にする工事が進められています。東西自由通路とともにホームへの24人乗りエレベータも整備。あわせて東口・西口改札の移設・改称も行われる予定です。 改称については、東口改札は「東改札」、西口改札は「西改札」、中央東口改札は「中央東改札」、中央西口改札は「中央西改札」、南口改札は「南改札」、東南口改札は「東南改札」にそれぞれ変わります。新南改札、甲州街道改札、ミライナタワー改札の名称は現在のままです。「東口」「西口」など出
DMM GAMESは12月20日、地下鉄駅管理シミュレーションゲーム『STATIONflow』の早期アクセス販売をSteamにて開始した。価格は1840円で、12月28日までは15パーセントオフの1564円で購入可能だ。 【UPDATE 2019/12/22 8:25】 『STATIONflow』の公式Twitterアカウントによると、本作の日本語への対応を進めているとのことだ。実装時期は示されていないが、期待して待ちたい。 『STATIONflow』は、新設された地下鉄駅の構内を自由にデザインし、改札とホームを行き来する人の流れを管理するシミュレーションゲームだ。ゲーム開始時点では、2本の線路で電車が乗り入れるプラットホームが1つと、5つの改札(出入り口)が地下2層に分かれて点在している。そして、通路や階段を建設して少なくとも1か所の改札とホームを繋げた上で、改札をオープンすれば乗降客が
その名も「プロジェクト・シンジュク」 いまフランスでは、パリなどにある主要ターミナル駅を再開発するプロジェクトが進められている。コードネームは「プロジェクト・シンジュク」。そう、東京の新宿駅をモデルとした駅の大改造が進行中なのだ。 このことは、朝日新聞デジタルが2016年5月3日付の記事「仏の駅再開発、『シンジュク』が手本 パリ主要駅で計画」でも報じている。この記事では、パリのサンラザール駅における再開発の成功を機に、パリの主要ターミナル駅などを再開発するプロジェクトが始まったと記されている。 では、この記事の公開から3年経った現在、パリの主要ターミナル駅はどのように変わったのだろうか。そもそも新宿駅のどのような部分をモデルとしたのだろうか。実際に現地に行って、それぞれの駅を歩いてみた。 本題に入る前に、パリの主要ターミナル駅について説明しておこう。 よく言われることだが、東京には東京駅が
鉄道のきっぷは、平成時代に大きく変化しました。自動改札機の進化と歩調を合わせるように、紙のきっぷから「イオカード」「パスネット」といった磁気プリペイドカード、そして「Suica」などのICカードへ。その歴史を振り返ります。 ITが変えた鉄道のきっぷ 1989(平成元)年と2019(平成31)年の鉄道の利用スタイルを比べたとき、特に大きく変わった点がふたつあります。ひとつは乗り換え検索アプリなどに代表されるように、最適なルート、時間、料金をすぐに調べて移動できるようになったということ。昔は、事前に所要時間や運賃を調べるには時刻表を開くしかありませんでした。 そしてもうひとつが、いちいち目的地までの運賃を確認してきっぷを買うのではなく、事前にチャージしたICカード乗車券で乗車、下車、乗り越し精算まで済ませることができるようになったことです。首都圏では1990年代に入ってようやく自動改札機の設置
下北沢駅に、新しい改札口の「小田急中央口」と「京王中央口」が開設へ。これにより、小田急線と京王井の頭線を乗り換える際は、一度改札を出るように変わります。 乗り換えは一度改札を出ることに 小田急電鉄と京王電鉄は2018年12月25日(月)、両社の路線が乗り入れる下北沢駅(東京都世田谷区)に新しい改札口「小田急中央口」「京王中央口」を開設するとそれぞれ発表しました。 下北沢駅の外観イメージ。左が小田急線、右が京王井の頭線(画像:京王電鉄)。 駅改良工事の進行に伴い、2019年3月16日(土)に両改札が新設されます。これにより東西方向の自由通路機能が確保されるほか、小田急と京王の改札が分離されることで乗り間違いがなくなるなど、分かりやすく使いやすい駅に変わるといいます。 京王中央口は、京王井の頭線ホーム渋谷方の下(1階)に自動改札機8台、自動券売機3台などを設置。小田急中央口も同じ1階に、京王中
乗降客数が世界一とされる新宿駅やその周辺の再整備方針を東京都と新宿区がまとめた。2040年代までの実現を目指すもので、駅の東西をつなぐ歩行者通路の新設や乗り換え通路の拡張などを盛り込んだ。都や区、鉄道会社などが今後、費用や工期、整備手法を本格的に検討する。 都と区が、国土交通省や鉄道会社の担当者らも加わった検討委員会の案を受けて、先月に「新宿の拠点再整備方針」として決めた。40年代の新宿駅の将来像を「人々の多様な活動にあふれ、交流・連携・挑戦が生まれる場所」と位置づけ、周辺を「車中心から人中心のまち」に変えることを目標にしている。 具体的には南北方向に走るJRの線路をまたぎ、東口と西口を結ぶ歩行者専用デッキを新設する。現状では不便な東西の行き来をしやすくするため、20年の東京五輪・パラリンピック開催に向けて東西を結ぶ地下通路が建設中だが、さらにデッキも設置する考えだ。 また、駅ビル内も増改
京王電鉄京王線の連続立体交差事業によって新しく整備される7駅(代田橋駅・明大前駅・下高井戸駅・桜上水駅・上北沢駅・芦花公園駅・千歳烏山駅)の駅舎の外観デザイン(案)について、まちづくり通信第17号で皆さまからご意見、ご感想を募集いたしました。 募集には、71通のご応募があり、概ね好評なご意見をいただきました。ご応募いただいた皆さま、ありがとうございました。 いただいた全てのご意見は、東京都、京王電鉄株式会社に報告いたしました。 この度、皆さまのご意見を参考に京王電鉄株式会社が検討の結果、駅舎デザインを決定いたしました。 決定したデザインとともに意見募集の集計結果をまとめましたので、お知らせいたします。 意見募集の結果 募集内容 駅舎の外観デザイン(案)に対するご意見、ご感想 募集期間 平成30年9月28日~11月30日 募集結果 意見提出通数/意見件数:71通/77件 1通で異なる数駅につ
関東大手の小田急電鉄は6月5日、2016年度の全70駅の1日平均乗降人員を公表した。これまで最も乗り降りが少なかった足柄駅(神奈川県小田原市)は、利用者の増加で69位に浮上。これにより南新宿駅(東京都渋谷区)が最下位の70位に転落した。 公表資料によると、小田急線内で1日平均の乗降人員が最も多かった駅は、小田急のターミナルである新宿駅。2015年度に比べ1.6%増の49万9919人だった。これに町田駅(29万1802人)、代々木上原駅(25万5378人)、藤沢駅(16万4255人)、登戸駅(16万2422人)が続いている。 一方、これまで70位だった足柄駅は、2015年度に比べ7.0%増の3877人に。南新宿駅は0.9%減の3782人で足柄駅より少なくなり、順位が入れ替わった。 南新宿駅は、乗降人員1位を誇る新宿駅の南隣にある駅。「新宿」を名乗ってはいるが、住所は渋谷区代々木二丁目になる。
2016 年 9 月 6 日 東日本旅客鉄道株式会社 品川開発プロジェクトにおける品川新駅(仮称)の概要について ○品川開発プロジェクトでは、「グローバル ゲートウェイ 品川」として世界中から先進的な企業と 人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくりの実現に向けた検討を 進めています。 ○これまで、新しい街の中核となる新駅の設計を進めてきましたが、今般、その概要がまとまりまし たので、お知らせいたします。 1.整備の概要 設 置 位 置:JR品川車両基地跡地内 田町駅から約 1.3km、品川駅から約 0.9km 付近 ホ ー ム 形 態:線路別島式2面4線(山手線、京浜東北線) 開業予定時期:本開業は、2024年頃の街びらき時を予定しています。なお、2020年春に暫定 開業を予定しており、駅正面付近においてはイベント等の開催も検討しています。 2.デザイン ・ 品川
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