ここ数年で頻繁に耳にするようになったオブザーバビリティ(可観測性)。漢字を見れば、なんとなく言いたいことは分かるが、当初は深くは理解できなかったのが実情だ。 オブザーバビリティをざっくりと説明すると、システムのメトリクスやイベント、ログ、トレースのデータをリアルタイムに取得して、常にシステム全体の状態把握と改善ができる状態にすることを意味する。 昨今、企業のクラウド移行とDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展に伴い、オブザーバビリティツールを導入する企業が拡大傾向にある。これまでは点で活用されていたクラウドが面での利用に変遷するとともに、コンテナやサーバレスなどクラウド技術が活用され、ITインフラ自体が複雑化しているが故に、採用が増加しているというわけだ。 本稿では、Datadogのオブザーバビリティツールを導入したマネーフォワードについて、同社 Enabling SREグループ
![ハイブリッド環境で100超のマイクロサービスを監視 - マネーフォワードのオブザーバビリティ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/da0cdca356afae997ec221edff1fd510ee3db589/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Ftechplus%2Farticle%2F20240417-2928494%2Fogp_images%2Fogp.jpg)