本体のノズルの先を、カーペットやソファの汚れに上から軽く当てるだけ。内蔵タンクの水が噴射されると、水が汚れを浮かせる。汚れた水はノズルに吸い取られて、水洗いできる(写真=2点:陶山 勉) カーペットにこぼしたコーヒーやしょうゆ。水で濡らした布で慌てて吸い取ったが、乾くとしみになり、臭いが残ってしまった──。そんな経験は、過去のものになるかもしれない。 「『スイトル』を使えば、ソファやカーペットについた汚れや臭いも、簡単に落とせるようになる」。こう話すのは、東京都台東区にある家電ベンチャー、シリウスの亀井隆平社長だ。 スイトルは、家庭用掃除機の先に装着して使うクリーナーヘッドだ。本体の大きさはスイカ大で、重さは2kg弱。上の写真のように、カーペットなどに水を噴きかけて汚れを浮かし、水と一緒に汚れを吸い取る。簡単に水洗いできないようなものでも、“洗濯できる”というわけだ。直径30cmぐらいの汚
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