川端 裕人 文筆家 1964年、兵庫県明石市生まれの千葉育ち。日本テレビの記者を経て作家に。『夏のロケット』が第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、「SFマガジン」で「青い海の宇宙港」を連載中。 この著者の記事を見る
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西山:米国型の不動産流通を支えているものは、大きく2つあります。 一つは、倫理観の高いエージェントの存在です。米国では多くの州で利益相反の疑いがある「両手仲介」が法律で禁じられています。そうした環境の下、エージェントは高い倫理観を持って、売り手または買い手の顧客満足を追求します。エージェントは社会的なステータスのある職業として認められています。 もう一つは、「MLS」と呼ばれる、エージェントの業務を支援する不動産情報提供システムです。また、売買価格などの履歴情報や学区やマーケットなど物件情報と連携し、透明度の高い充実した情報を広く消費者に向けても提供しています。このMLSによって、情報の対称性が確保されています。 この2つを、当社でも取り入れます。両手仲介を行わないエージェント制は、すでに展開済みです。不動産情報提供システムは、現在、数億円の投資をして整備を進めています。 この情報提供シス
ソニー不動産が東京・銀座を拠点に営業を開始してから半年がたった。一方の手にはエージェント制と「掛かった分だけ」の仲介手数料に象徴される「新しさ」を、他方の手にはグローバルブランドである「ソニー」の名を掲げ、不動産市場に切り込んだ。顧客満足度日本一を目指す同社の今を、代表取締役社長の西山和良氏に聞いた。 西山:ホームページなどを見て当社を来訪される方は、昨年10月から12月にかけて増え始め、それまでの約3倍以上に達しています。来訪される方は一定の割合で実際に契約を交わすお客様になるのですが、その数も比例して増えています。 お客様に対して顧客満足につながるサービスを提供し、その結果として得られる満足度の高さをホームページでうたうと、それがまた新しいお客様を呼び込む、そういう好循環ができつつあると思います。 売却と購入で言えば、メーンは売却仲介に当たる売却コンサルティングとお聞きしています。その
ロサンジェルス近郊にある「宇宙ロケットのジャンク屋」、ノートンセールスを訪ね、いきなりアポロ計画のサターンVロケット、2段目のJ-2エンジンや、月に行ったアポロ宇宙船のエンジンSPSなどと出会い、もう頭がくらくらするほどの衝撃を受けた。 さらにショールームの背後にある広大な倉庫には、宇宙機エンジニアが見たら狂喜しそうな宇宙関連ジャンクの山があった。1950年代以来、航空宇宙産業とつきあいコツコツとジャンク品・余剰品を買い取ってきた成果だという。今では、以前のように簡単に売ってもらえなくなったが、とにかく、単純な買い取りを積み重ねることでこれだけの貴重物の堆積が出来上がった。 さて、では、今、ノートンセールスはどんなビジネスを展開しているのか。 ジャンク屋だから、当然、これらのものを販売しているわけだが、単にそれだけではない。話を聞いていると、大きく二つの部門がある。 レンタルの売り上げが半
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