アドビシステムズは4月27日、クリエイター向けツール群「Creative Cloud」の2016年度事業戦略を発表した。市場拡大に向けたポイントは、(1)コアサービス=Creative Suiteからの移行と新規ユーザーの獲得、(2)新規ユーザーの獲得=写真、コンシューマー、モバイルと新たな層を開拓し、顧客としていく、(3)さらなる価値訴求=Adobe Stockなどによる新たな価値の提供――という3点。 これまで通りコンテンツを作成するためのクリエイター向けのサービスを拡充していくとともに、できあがったコンテンツの提供、コンテンツの管理、提供したコンテンツがどれくらいの価値を生んだかの測定まで、コンテンツのライフサイクル全般をフォローする体制を強化していく。モバイル対応を強化して、デスクトップとモバイルのどちらでも同じコンテンツを作成できるようにすることを目指す。クラウド活用もさらに強化
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