日本維新の会の橋下徹代表代行が4日、京都市内で街頭演説した際、地元のみんなの党候補と原発政策をめぐり激しく口論する場面があった。 橋下氏は、馬車に乗ったみんなの党候補が目の前を通り過ぎると、「後ろが大渋滞している。迷惑を掛けてはいけない」と注意。さらに、原発ゼロ政策について「本当にできるか、誰も考えていない」と言い放った。 これに対し、みんなの党候補が「原発はゼロにできる。ゼロにしても電気は足りる」と強調。橋下氏は「本当にできるか、ちゃんと確かめないと(いけない)」と反論した。維新とみんなは選挙協力で調整したが、京都では2選挙区で競合。「第三極」の主導権争いもあり、橋下氏は対決姿勢をむき出しにしていた。