女優・生稲晃子(49)が9日、横浜市内で行われた「平成29年度 がん検診受診率向上全国大会」(主催・厚生労働省、がん対策企業アクション)に出席し、講演した。 2011年4月に右胸の乳がんが分かった生稲は翌月、手術を受けた。それから2度の再発、5度の手術を受けて、現在もホルモン治療を受けている。昨年には政府の「働き方改革実現会議」の民間議員に選出され、がん患者が闘病と仕事を両立するために、主治医、会社、産業医等によるトライアングル型のサポートの重要性を提言した。 生稲は「早期発見、早期治療のためには、検診しかないんですよね。だから、皆さんにはぜひ検診を受けてもらいたい」と自身が検診のおかげで早期発見できたことを踏まえて訴えた。 最初は右胸の乳房温存手術だったが、13年には全摘出手術、そして一昨年には右乳房の再建手術を受けた。「お風呂で鏡を見ながら涙が出ることもあります。でも悲しんだり、