遊園地の富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)は宙返りコースター「ド・ドドンパ」の利用客に首や胸の骨が折れる負傷が相次いだことを受け、ほかの大型コースター4機種の安全対策を強化したと発表した。宙返りや急降下を繰り返す「絶叫コースター」では、後頭部をヘッドレストに付けて首を守るため、髪をポニーテールに結ぶことを禁止した機種もあるという。 4日に開いた記者会見での説明によると、「FUJIYAMA(ふじやま)」「高飛車」「ええじゃないか」「そらたびにっき」の4機種で安全対策の点検を進め、利用客への注意喚起方法などを見直した。負傷事例が相次いだ「ド・ドドンパ」は、国の事故調査が続いているため現在も運行を停止している。 「最大落下角度121度の最恐コースター」と宣伝している「高飛車」では、頭をヘッドレストに押しつけることを徹底して呼びかける。ポニーテールなど髪を後ろで結ぶ髪形だと押しつけられない場合が
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