2002年日韓、06年ドイツとW杯2大会にDFとして出場した元日本代表主将の宮本恒靖氏(36)が19日、日本人の元プロ選手としては初めて、国際サッカー連盟(FIFA)が運営するスポーツ学の大学院「FIFAマスター」を修了した。 「やり終えたという安堵(あんど)感でいっぱい」。スイスでの修了式に出席した宮本氏は、晴れ晴れとした笑顔を見せた。弁護士やビジネスマンら24カ国30人の同期のうち、元プロ選手は宮本氏だけ。昨年9月に渡欧し、英国、イタリア、スイスでスポーツ団体の運営や倫理などを広く学んだ。 8月に帰国予定。「あっという間の10カ月だった。17年間のプロ生活と同じぐらい価値がある。サッカーを今以上に存在感のあるものにしたい」と意欲に燃える。 関連記事: 元日本代表DF宮本恒靖氏がFIFA大学院「FIFA Master」へ入学決定 https://blog.domesoccer.jp/ar