ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(17=クラレ)が1日、ルーマニア・ルシュノブで行われたソチ五輪後初戦となるW杯個人第14戦(HS100メートル、K点90メートル)に出場し、1回目100・5メートル、2回目99メートルの合計252・0点で優勝。今季11勝目を挙げるとともに、W杯得点を1320点に伸ばし、2季連続の個人総合優勝を決めた。 【写真】2季連続の個人総合優勝を決め、笑顔の高梨沙羅 高梨は1回目でただ1人HSを越える100・5メートルを跳ぶと、2回目もトップの99メートルをマークして圧勝。761点で個人総合2位につけ、この試合は欠場したソチ五輪金メダリストのカリーナ・フォクト(22=ドイツ)に550点以上の差をつけ、5試合を残して2連覇を決めた。 W杯通算では20勝目となり、スキーではノルディック複合の荻原健司を抜いて日本人歴代単独最多勝利となった。 ソチ五輪ではメダ