「調味料に鮮度なんて求めることなかった」――保存食品というイメージがある味噌やしょうゆは産地のブランド化こそ進みつつありますが、保存方法や味の変化についてはあまり気にされていませんでした。そこに「鮮度」という価値観をもたらしたのが、「ヤマサ 鮮度の一滴 特選しょうゆ」です。 これまでのしょうゆ製品にはなかった「パウチ」容器が注目を集め、2010年には日経トレンディ『2010年ヒット商品ベスト30』に選ばれました。新容器は注ぎ口部分に使用した特殊な薄いフィルムが逆止弁となってしょうゆを注ぐ際にも空気が入らず、開封後もほぼ真空状態を保つことで、「常温で70日経過しても酸化せず、色や風味を保ち、いつも新鮮なしょうゆを味わえる」というのが特徴です。 そこでこのしょうゆについて、日が経つとどれほど味が変化するかを味覚センサーを使って調べてみることにしました。