1970年代~2000年代にかけ、映像媒体の主流だったビデオテープ規格「VHS」。再生機器の生産終了などに伴い、VHSで記録された映像資料の視聴や貸出しを終了する公立図書館が出てきており、郷土資料などの閲覧が困難になるのではないかと心配の声があがっている。 大阪市立図書館は2020年度末で館内視聴を終了し、その後順次、貸出しも終了することを発表。ツイッターで注目を集めた。取材に応じた同館によると、郷土資料のVHSに関しては書庫で保存する予定ではあるものの、DVD・BDなどへのダビング(媒体変換)については「具体的な見通しが立っていない」という。 「現在、視聴ブースの再生機器は、故障しても入手できません」 「図書館内での視聴は令和2(2020)年3月末で終了します。その後順次、貸出を終了します」。大阪市立図書館内に掲示されたこのお知らせを、あるツイッターユーザーが2019年9月11日に投稿。
・ 購読についてのお問い合わせは、ミュージアム・ショップ(千里文化財団)まで。 ・ 内容についてのお問い合わせは、 国立民族学博物館 総務課 広報係【TEL:06−6878−8560(平日9時~17時)】まで。 【1】エッセイ 千字文 紙面を読む むかしの言葉を短歌のなかで 永田紅 【2】特集 みんぱくの収蔵庫 紙面を読む 収蔵庫再編成とその舞台裏 園田直子 安定した収蔵環境を保つための工夫 河村友佳子 資料の収納・保管に用いる材料 橋本沙知 民族資料の収納・保管 和高智美 外から見える収蔵庫 末森薫 ハイブリッド型保管庫「多機能資料保管庫」の登場 日高真吾 【10】◯◯してみました世界のフィールド 紙面を読む ハンターとともに走る 池谷和信 【12】みんぱくInformation 紙面を読む 【14】想像界の生物相 紙面を読む カチーナ人形 伊藤敦規 【16】新世紀ミュージアム 紙面を読
www.nhk.or.jp 古い白黒写真からカラーに自動変換される際の問題 番組前半 ー 件の絵画作品の経緯と、日本での美術館修復作業 デジタル画像復元図の制作、ふつう、こうしない?私だけ? デジタル界隈での色彩とはどう認識されてるか問題 やっと放射線による成分分析が登場!! 古い白黒写真からカラーに自動変換される際の問題 2019年6月16日日曜日、21時、NHKスペシャルにて『モネ 睡蓮~よみがえる“奇跡の一枚”~』という番組をやっていた。番組冒頭のナレーションではこう言っていた。 「失われた半分をAIを駆使した最新のデジタル技術で復元されました。前代未聞の試みです」 番組製作としては、「AIによる画期的な試み」推しで企画されたことが伝わる。その後も今回のAI技術の最新性?をアピールするナレーションが繰り返されるが、観てる方は特段、これで最新のものである印象がしてこない。放映時思ったの
アクリル樹脂などに代表されるポリマーに規則的に亀裂を入れることで発色させる新たな印刷技術を開発したと、京都大物質-細胞統合システム拠点(iCeMS、アイセムス)のシバニア・イーサン教授(化学工学)らの研究グループが、20日付の英科学誌「ネイチャー」電子版に発表した。亀裂自体が模倣されにくく、高精密な印刷が可能で、紙幣や身分証明書の偽造防止印刷などへの応用が期待できるという。 アクリル樹脂などに代表されるポリマーに規則的に亀裂を入れることで発色させる新たな印刷技術を開発したと、京都大物質-細胞統合システム拠点(iCeMS、アイセムス)のシバニア・イーサン教授(化学工学)らの研究グループが、20日付の英科学誌「ネイチャー」電子版に発表した。亀裂自体が模倣されにくく、高精密な印刷が可能で、紙幣や身分証明書の偽造防止印刷などへの応用が期待できるという。 コガネムシの体表などにみられる鮮やかな色は「
ニュース | News イベント、展覧会、プロジェクト、学会や関連書籍などメディア芸術に関するニュース 国際シンポジウム「アーティストが語る現代美術の保存と修復」が、2017年3月20日に京都大学吉田南キャンパスにておこなわれる。 このシンポジウムは、京都大学の岡田温司教授が研究代表者を務める研究プロジェクト「現代美術の保存と修復----その理念・方法・情報のネットワーク構築のために」(日本学術振興会科学研究費助成事業研究・基盤研究(A))の一環。このプロジェクトは過去に2回シンポジウムをおこなっており、海外の専門家や研究者がゲストとして登壇していた。今回は現代美術のアーティストをゲストに招き、イヴェントがおこなわれる。ゲストは、岡崎乾二郎氏、藤幡正樹氏、宮永愛子氏の3名が予定されている。 そもそもこのプロジェクトは、現代美術の保存・修復について、収蔵先である美術館の現状を確認し、「将来に
人生をしめくくる「終活」に際し、長年書きためた日記をどうするか――。昨年12月、91歳女性が「ひととき」でそう問いかけたところ、たくさんの方からお便りをいただきました。残すのか、捨てるのか、共に考えます。 問いかけたのは東京都世田谷区の林咲江さん。91歳という年齢から、新たに買う日記帳を3年用にするか5年用にするか迷っていた。これまで書きためてきた10冊余りの日記帳を処分するかも悩んでいた。この投稿に対し、100通以上の便りがきた。 「実は私も日記の処分に悩んでいます」と言うのは福岡県小竹町の主婦大田千草さん(64)。1年に1冊、40年間書きためた日記帳が本棚を埋めている。「40冊ともなると燃やすのも大変。私も処分の方法をおうかがいしたい」 埼玉県所沢市の無職豊田辰夫さん(69)は「家族の大切な歴史が詰まっている日記は『私の足跡文庫』として残していきたい」と言う。ふだんから自由に読んでくれ
立教大学図書館様が所蔵する洋装貴重書への保存修復処置をお引き受けする機会を頂いた。まずは貴重書群全体の特色や劣化状態を調査・把握し、図書館様と協議のうえ処置方針を定めた。これに基づいて対象資料を選定し、2013年度から2015年度までの3年間にのべ500点の資料に対して手当てを行い、貴重書群全体の状態の改善を図った。以下に概要を報告する。 立教大学図書館は、それまで池袋キャンパスに点在していた図書館を統合・一元化し、2012年11月に全面開館した。収蔵可能冊数200万冊、閲覧席数1520席を誇る、国内の大学でも屈指の大規模図書館である。地下には約3000点の洋装本・和装本の貴重書・準貴重書を収蔵する貴重書庫が設けられている。 貴重書庫は、床・壁・天井の外側に空気層を設け、書庫内の温湿度環境を制御している。壁面には国産杉を、壁面の内部には調湿性能と酸・アルカリ吸着性能を持った無機質系調湿材を
旧制学位論文の劣化と今後の保存対策について —国立国会図書館所蔵資料の保存状況調査より— 井口 治 1. 研究の目的 国立国会図書館(以下NDLという)が所蔵する旧制学位論文は、通常の出版物と異なり、著者が作製した手稿資料のため、構成される紙の種類や記録方法は多様である。そのため、その劣化状況や保存対策は個別に講じる必要がある。 この研究では、旧制学位論文について保存状況や保管環境等の調査を行い、今後の保存対策について考察を行う。 2. 旧制学位論文の保存状況調査 NDLが所蔵する旧制学位論文から無作為に標本抽出し、調査を行った。 NDL所蔵旧制学位論文総数 74,583件(推定) 標本抽出数 600件 旧制学位論文は複数の論文から構成されるものが多いが、学位授与単位で集計を行った。 調査の結果、旧制学位論文の保存状況について、主なものとして以下のことが
古文書や行政文書といったナマの文書・記録は,図書やコピーなどとは異なり,その1点しか存在しません。その文書が失われると,そこに記された歴史的な事実は永遠に葬られます。 このページでは,文書・記録を劣化から守り,未来に伝えていくため,広島県立文書館で行っているさまざまな取り組みを紹介しています。 水害などで被災した文書への応急処置について 「平成30年7月豪雨」(西日本豪雨)で被災した文書等のレスキュー・保全活動に取り組んできた作業の経験をもとに,水害などで被災した文書に応急処置をするための手引きを作成しました。豪雨・台風などの災害で被災した文書等に対処するため,お役立てください。 「水害などで被災した文書への応急処置(対処の手引き)」〈1.51MB〉 西日本豪雨災害における被災文書の保全活動 ポスター 平成30年7月6日(金)から7日(土)にかけて発生した西日本豪雨(「平成30年7月豪雨」
こんにちは。逍遥館です。 図書館の本は京都大学の大切な資産。 出来るだけ長く大切に役立てていきたいものですね。 が、しかし。 本だって老います。 そしてみなさんのお役に立とうと頑張れば頑張るほどに、みるみるボロボロになっていってしまうという現実があります。 どんなに大切にしていたって、壊れるときは壊れてしまう。 それは仕方のないことなのです。 そんな時は自分で治そうとせず、壊れた状態のまま図書館に連れて来てあげてください。図書館には修理担当者という名の「本のお医者さん」がいます。そこでは簡単な修理を施すことができます。適切な処置をしてあげることで、本としての寿命をぐんと伸ばしてあげることもできます。 そして修理用の糊が無事に乾くころには、また元気に書架を駆け回り、みなさんのもとへ出かけていくことが出来るのです。こんなタフでかわいい奴らの活躍を、病が奪ってはいけません。軽傷のうちに手当てです
Japan libraryassociation20141101sanochie Presentation Transcript 1. カビの制御-IPMに則って 独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所保存修復科学センター 佐 野 千 絵 2. カビ被害の防止 -本日の内容- 1.カビ(微生物) の生態を知る 2.資料への影響を知る 3.環境制御による予防と監視 4.カビが繁殖した場合の処置方法 3. カビ被害事例 -神奈川県立金沢文庫の特別展の中止- •@Kanagawa_bunko 9月18日のtweetより 「神奈川県立金沢文庫は、館内収蔵庫内の一 部にカビが発生し、収蔵庫内の環境を改善す るため、しばらく休館することになりました。こ のため、10月3日より開催予定の特別展「日向 薬師~秘仏鉈彫本尊開帳」は延期となりまし た。関係者の皆様、展示を楽しみにされてい た皆様に深くお
2014年7月24日、The Library of Congress(米国議会図書館)へ。 主にConservation Division(資料保存部門)を見学させていただきました。 資料保存部門はMadison Buildingの地下にあります。「貴重書」「文書・地図」など4つのセクションがあって、スタッフは総勢30人。 (余談:LCの組織図。全体の巨大さがすごい…) Conservator(修復士)はそれぞれ担当の図書館なりコレクションなりが決まっているそうです。私を案内してくださったJohnさんは、主にLaw Libraryのコレクションを担当。年度ごとにLaw Libraryのキュレーターと計画を立て、修復する資料の優先順を決めているとのこと。 修復材料によく使うのはやはり和紙。理由は「薄くて丈夫で柔軟だから」。機械漉きや手漉き、厚み、色などさまざまなものが揃ってました。 どうやっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く