ブラジルW杯で“魔球”が少なかった理由 ボールの進化とフリーキックの相互関係 2014/7/16 13:55配信 北健一郎/スポーツナビ 写真を拡大 ブラジルW杯で唯一の“ブレ球”フリーキックが入ったのが、準々決勝でのダビド・ルイスのシュート【写真:Action Images/アフロ】 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会は、ドイツの4度目の戴冠で幕を閉じた。今大会を通じ、ある現象が起こっていた。それは、直接フリーキックによるゴールがほとんど見られなかったことだ。ブラジルW杯では全171ゴール中、直接フリーキックが決まったのは3得点。これはドイツ大会(6得点)、南アフリカ大会(5得点)と比べても少ない。 特に目立つのは無回転シュートによるゴールが見られなかったこと。今大会ではブラジルのダビド・ルイスが準々決勝のコロンビア戦で決めた1本しかない。 なぜ無回転シュートが決まらなかったのか?