セキュアブレインによれば、オンラインバンキング利用者などで感染が相次いでいたマルウェアの「VAWTRAK」が、新たに国内カード20社の利用者を狙う攻撃機能を備えたという。 セキュアブレインは7月16日、オンラインバンキング利用者などで感染が相次いでいるマルウェアの「VAWTRAK(別名Papras)」が、新たに国内カード20社の利用者を狙う攻撃機能を備えたことを確認したと発表した。利用者などに注意を呼び掛けている。 VAWTRAKは、利用者のコンピュータに感染して金融機関サイトとの通信に割り込み、コンテンツ内容を改ざんしたり、通信内容を傍受したりする機能を持つ。5月には国内感染が急増しているとしてトレンドマイクロが注意喚起しており、この時点では国内大手銀行4行とカード5社の利用者を標的にしていた。 セキュアブレインによれば、VAWTRAKはその後に設定情報が更新され、標的にする国内カード会
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