山形の守備を支える守護神の山岸(左)とボランチの松岡。J1昇格まであとひとつだ。(C) SOCCER DIGEST 画像を見る 11月30日の昇格プレーオフ・準決勝――。山形は、守護神・山岸範宏の劇的なヘディング弾で決勝進出を決めた。12月7日の千葉との決戦を前に、リーグ終盤戦の時期に『週刊サッカーダイジェスト』が行なった山岸と松岡亮輔という「守備」のキーマンふたりによる対談をお届けしよう。(『週刊サッカーダイジェスト』12月2日号より) ――◆――◆―― ──チームの現状、とりわけ守備についてはどう考えていますか? 松岡 石崎監督のやりたいサッカーを、みんながストレスなくやれるようになってきました。動きの質や量についても、戦術的な面でも。例えば最終ラインのチャレンジ&カバー。監督が最初から事細かく言ってきた「こういう場面では誰がカバーするのか」ということを、ピッチの上でスムーズにできるよ