東日本旅客鉄道(JR東日本)は7月14日、浦和駅に太陽光発電システムやLED照明などの省エネルギー機器や再生可能エネルギーを導入すると発表した。環境保全技術を重点的に導入する「エコステ」のモデル駅として整備する。 駅の営業時間や列車のダイヤ、天候などに合わせ、自動で最適に空調や照明を制御し、過剰な消費電力を抑制するエネルギー管理システム(EMS)を、鉄道の駅として初めて導入する。 太陽光パネルは、2カ所のホームの屋根上に設置する。京浜東北線ホームの屋根のうち465m2に288枚のパネル、東北本線ホームの屋根のうち175m2に108枚のパネルを並べる。年間発電量は、約9万kWhを見込んでいる。浦和駅の消費電力の約5%に相当する量を賄う。 エコステ化によって、浦和駅の二酸化炭素(CO2)排出量は、2015年に比べて約40%(約304t)の削減を見込んでいる。 また、地域との連携の一環として、近