株式会社ジャストシステムは、当社開発の新しい総合セキュリティソフト「JUSTインターネットセキュリティ」を、本日より無償提供します。 個人ユーザー向けに必要十分な機能を搭載し、初期費用、更新費用ともに無料です。「JUSTインターネットセキュリティ」サイトより、どなたでもダウンロードできます。 現在では、多くのユーザーがパソコンにセキュリティソフトを導入していますが、その過半数は毎年5,000円程度かかる更新費用やその手続きについて不満を持っています。有料ソフトを利用するユーザーの約8割は無料のセキュリティソフトを知っているにもかかわらず、性能面で劣るのではという不安から導入を控えているという状況にあります(※1)。 そのようなユーザーの状況を踏まえ、ジャストシステムは、パソコンを安全に楽しく利用するためには必ず継続的に利用しなくてはならないセキュリティソフトだからこそ、無料で確実な性能のも
Windows 7にはXPのアプリケーションを動作可能にする「XPモード」がある。Windows 7上で仮想マシンを動作させ、その上でWindows XPを動かす仕組みだ。XPモードは、Professional、Enterprise、Ultimateというグレードで利用可能である。XPがそのまま動くので、アプリケーションの互換性が高い。XP用のデバイスドライバが動作し、USB接続の周辺機器やLAN接続のネットワークプリンターはほぼ使えるという。 このように、既存アプリケーションを移行する上で理想的なXPモードだが、安易に採用するのは禁物だ。大塚商会の板垣氏も「想定外のコストがかかる危険性がある」と指摘する。 板垣氏は、ある企業の担当者から「Windows 7への移行でつまずいた、何とかしてほしい」という依頼を受けた。その企業は、導入したWindows 7のPCをすべてXPモードで動かそうと
Vistaをスキップした企業にとって、Windows 7への移行は、XP以来の展開作業になる。ここでいう展開作業とは、ネットワークやセキュリティなどの設定、デスクトップのカスタマイズ、ブラウザーのブックマーク登録といった自社標準の初期設定を実施し、社員にPCを配布する一連の作業のことである。 積水化学では、XPまでと同じ手順で初期設定をしようとしたところ、設定したはずの項目が数多くリセットされてしまった。積水化学の教訓を見てみよう。 積水化学は2011年4月、Windows 7の導入を実施した。国内だけで2万人の従業員を抱える同社は、年間で約3000台のPCを置き換える。展開作業には慣れていた同社だったが、Windows 7の展開は初めてだった。 Windows 7の展開に当たり、同社はXPで実施していた作業手順をそのまま適用した(図1左)。Windows 7に適用した手順は以下のようなも
Windowsをバージョンアップする際、クライアントPCに格納してあるデータも引き継がなければならない。移行するデータの中で、問題になりがちなのがメールのデータだ。メールのデータが数Gバイトに及ぶユーザーがいることも珍しくない。データ量が多いと、移行が事実上不可能になるケースもある。 化学大手の東ソーでは、メールソフトの移行で問題が発生した。XPからWindows 7への移行について、システム部門が検証しているときにこの問題が判明した。同社は、OSの移行に伴って社内標準のメールソフトをOutlook ExpressからWindows Live メールに変えようとした。OSに標準で付属しているソフトがWindows Live メールに変更になったためである。 「どちらもMicrosoft製品なので、移行は簡単だと思っていた」と、東ソー情報システムの滝 計貴氏(システムサービス事業部長)は言う
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