米Appleは10月9日、App Storeで提供されていた複数のアプリについて、root証明書をインストールしてデータをモニタしていた可能性があるとして、App Storeから削除したことを明らかにした。 Appleによると、問題のアプリではSSL/TLSによるセキュリティ対策が破られる恐れがあった。SSL/TLSをかわされれば通信の暗号が解除され、ユーザーの個人情報などが傍受される可能性もある。 ユーザーがこうしたアプリを端末にインストールしていた場合は、自分のデータを保護するために、アプリと関連する設定プロファイルをiPhoneやiPadから削除する必要があるとAppleは述べ、具体的な削除方法も説明している。