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医療と甲状腺に関するkj-54のブックマーク (15)

  • 「過剰診断があるから甲状腺がん検診は止めるべき」、などと言うべきでは無い - Interdisciplinary

    もう何度も言っている事ですが、なかなか正されないので。 検診に限らず、医療的介入というものは、便益(ベネフィット)と害(ハーム)を比較して、おこなって良いかどうか、決められます。 具体的には、ベネフィットとして、病気で死ぬ人を減らすとか、坐骨神経痛の痛みを和らげるとか、そういうものがあり、ハームとしては、手術に伴う出血や穿孔、神経障害などがあります。それらを比較し、便益のほうが大きいと評価された介入が、医療行為として推奨されるという訳です。 さて、検診についてです。 検診のベネフィットは、死亡者を減らす、QOL(生活の質)の下がりかたを抑える、などがあります。いっぽう、ハームとして、検査に伴う出血・穿孔、などがあり、また、病気と診断される事による心理的身体的負担、あるいは、病気で無いのに病気と判断されてしまう事(偽陽性――誤った陽性判断)などが生じます。 そして、議論の的となりやすい、過剰

    「過剰診断があるから甲状腺がん検診は止めるべき」、などと言うべきでは無い - Interdisciplinary
    kj-54
    kj-54 2018/03/08
    『甲状腺がん検診をおこなうべきで無いと主張する場合にはまず害がある(大きい)からと言うべきでは無く、便益が認められていない(無いという証拠もある)のほうを強調(先行させる)するべき』
  • 2018年3月1日 毎日新聞 「 甲状腺がん 福島県外の子どもらに重症化傾向」記事についての見解(大阪大学医学系研究科甲状腺腫瘍研究チーム)

    2018年3月1日 毎日新聞 甲状腺がん 福島県外の子どもらに重症化傾向 (記事) NPO法人「3・11甲状腺がん子ども基金」(事務局・東京)は1日、東京電力福島第1原発事故後、甲状腺がんと診断され療養費を給付した114人(福島県内84人、県外30人)のうち、県外の子どもらに重症化の傾向があることを明らかにした。甲状腺の摘出手術後、再発の危険性が高いとして放射性ヨードを服用する「アイソトープ治療」を受けたのは福島県内2人(2%)に対し、県外11人(37%)だった。 NPO法人「3・11甲状腺がん子ども基金」(事務局・東京)は1日、東京電力福島第1原発事故後、甲状腺がんと診断され療養費を給付した114人(福島県内84人、県外30人)のうち、県外の子どもらに重症化の傾向があることを明らかにした。甲状腺の摘出手術後、再発の危険性が高いとして放射性ヨードを服用する「アイソトープ治療」を受けたのは福

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    kj-54 2018/03/04
    『早急に訂正記事を出すべき おそらくNPO法人の見解をそのまま書いたのではないかと思いますが、記者が内容をきちんと理解して書いたのであれば悪質なデマ、理解せずに書いたのであれば著しく不勉強です』
  • 2018年3月1日 NHK,共同通信「 原発事故 甲状腺がんの子ども約1割の8人に再発し手術」記事についての見解 (大阪大学医学系研究科甲状腺腫瘍研究チーム)

    2018年3月1日 NHK,共同通信 原発事故 甲状腺がんの子ども約1割の8人に再発し手術 (記事)東京電力福島第一原発の事故のあと甲状腺がんと診断された子どもの支援を行っている民間の基金が、子どもたちの手術後の経過を調べたところ、およそ1割に当たる8人ががんを再発して再手術を受けていたことがわかりました。 (記事についての見解) 1.福島の子供の再発率は非常に低い 子どもの甲状腺癌は増殖能・転移能ともに強く、再発しやすいことが知られています。1900年代のアメリカのデータでは約40%, 2016年のイタリアのデータでは、甲状腺全摘と放射線治療のフルコースの治療を行った子どもでも約15%に再発しています。福島県では非常に抑制的な手術が行われていると聞いていますので、通常ならばこれらより再発率は高くなるはずですがそうなっていません。再発率は非常に低いとみるべきです。またアメリカ、イタリアのデ

    kj-54
    kj-54 2018/03/04
    『1.福島の子供の再発率は非常に低い』『2.超音波による早期診断・早期治療は無駄である』『3.福島県では甲状腺がんの過剰な治療が行われている可能性がある』
  • 「医師の知識と良心は、患者の健康を守るために捧げられる」――福島の甲状腺検査をめぐる倫理的問題 / 大阪大学・髙野徹氏インタビュー / 服部美咲 | SYNODOS -シノドス-

    2018.02.21 Wed 「医師の知識と良心は、患者の健康を守るために捧げられる」――福島の甲状腺検査をめぐる倫理的問題 大阪大学・髙野徹氏インタビュー / 服部美咲 2011年10月以降、福島県では県民健康調査の一環として、甲状腺のスクリーニング検査(無症状の集団に対して超音波で甲状腺の状態を調べる検査)を継続している。対象は事故当時おおむね18歳以下だった福島県民(1994年4月2日から2014年4月1日までに生まれた県民)約38万人で、2018年現在3巡目を実施し、2018年5月からは4巡目が開始される予定である。 甲状腺検査を含む県民健康調査の目的は当初「県民の不安を解消すること」と「県民の健康を見守ること」とされていた。2016年に県は県民健康調査についての中間とりまとめを出し、県民健康調査の目的を「事故による被ばく線量の評価を行うとともに被ばくによる健康への影響について考察

    「医師の知識と良心は、患者の健康を守るために捧げられる」――福島の甲状腺検査をめぐる倫理的問題 / 大阪大学・髙野徹氏インタビュー / 服部美咲 | SYNODOS -シノドス-
  • 福島の若者の未来を守るためのお願い|大阪大学大学院医学系研究科甲状腺腫瘍研究チーム

    福島の若者の未来を守るための三原則 1.専門家の先生方へ:利益相反に影響されない正直で科学的に正しい見解を発信してください。 2.福島県民の皆様へ:「甲状腺がんの自然史」「超音波検査の功罪」について勉強してください。 3.すべての方々へ:自分の利益より若者の未来を守ることを優先させてください。 大阪大学医学系研究科甲状腺腫瘍研究チーム:ホームへ戻る

    kj-54
    kj-54 2017/12/26
    “ここまでこじれてしまった以上、この問題は誰も傷つかずに収束に至るのは無理だと思います。最善のコースを辿ったとしても、関わった全員が少しづつ傷を受けることになるでしょう”
  • 10分でわかる甲状腺がんの自然史と過剰診断: 大阪大学医学系研究科甲状腺腫瘍研究チーム

    10分でわかる甲状腺がんの自然史と過剰診断 1.甲状腺がんの過剰診断って? がんという病気は、長らく良性の腫瘍が悪性化してできるとされ、早く見つけて早く治療すること、すなわち早期診断・早期治療が常識とされてきました。ところが最近、甲状腺がんにおいて転移能・浸潤能など立派にがんとしての性質を持っていながら、なぜかある程度で成長を止めてしまうため一生患者に悪さをしないものが多数存在することが証明されるようになりました。これらのがんを若年型甲状腺がんと呼びます。このようながんをあまり早い時期に見つけてしまうと、患者に来不要であった手術を施してしまうことになります。これが過剰診断です。 2.甲状腺がんはいつからできているの? 外から確認できるようなしこりとして発症する甲状腺がん(これを臨床的な甲状腺がん、と言います)は40代以降に多く発生します。ところが、甲状腺がん以外の原因で死亡した人を解剖し

    kj-54
    kj-54 2017/12/26
    『若年型甲状腺がんは早期診断・早期治療してはいけないことが人類史上初めて証明されたがんなのです』
  • 甲状腺がん検診は医療過誤なのか? - NATROMのブログ

    「容疑者@白石隆浩 ♀は俺 ♂の嫁♪」さん( https://twitter.com/SOSFukushima/status/943969668510781440 )からのご質問にお答えします。 甲状腺の検査は医療行為である。(YES/NO) Yes。医療行為です。 ある医療行為には「大きなデメリットがあり、かつ、メリットはほとんどない」ということが標準的知見として得られている状態において、当該の医療行為を行ったならば、その行為は医療過誤である。(YES/NO) ほぼYes。医療過誤です。例外については後述。 (無症状者に対する)甲状腺検査は「大きなデメリットがあり、かつ、メリットはほとんどない」ということは、標準的知見として得られている。(YES/NO) ほぼYes。より適切に言えば、標準的知見となりつつある、です。専門家と一般の臨床医の間でギャップが生じることはしばしばあります。詳しく

    甲状腺がん検診は医療過誤なのか? - NATROMのブログ
    kj-54
    kj-54 2017/12/22
    『問題の本質(標準的知見が変化しつつあるときの臨床の現場における意思決定のあり方)は理解が難しいので…どうやったらご理解してもらえるのかについても、なにかよいアイデアがあればいいのですが』
  • 福島原発事故:子供甲状腺がんで国際環境疫学会が解明要請 | 毎日新聞

    東京電力福島第1原発事故の健康影響を調べる福島県の調査で、事故当時18歳以下の子供の160人超に甲状腺がん患者(疑い例を含む)が確認されていることについて、約60カ国の研究者が参加する「国際環境疫学会」(事務局・米国)が、政府と県に詳しい調査や事故とがんの関係についての解明を求める書簡を送っていたことが分かった。がん発症のリスクが大きいと指摘する研究結果を挙げ、現状を「憂慮している」と述べている。 書簡は1月22日、会長(当時)のフランシン・レイデン米ハーバード大教授(環境疫学)名で出された。書簡は、昨年10月に津田敏秀・岡山大教授(疫学)が同学会の学会誌に発表した「福島県の青少年の甲状腺がん患者発生率は全国平均の12〜50倍」とする論文を「従来の推定よりはるかにリスクが高いことを示唆する科学的証拠」と位置付けた。津田氏はこのデータから「被ばくの影響が大きい」と主張する。

    福島原発事故:子供甲状腺がんで国際環境疫学会が解明要請 | 毎日新聞
    kj-54
    kj-54 2016/03/08
    『津田敏秀・岡山大教授(疫学)…「福島県の青少年の甲状腺がん患者発生率は全国平均の12〜50倍」とする論文を「従来の推定よりはるかにリスクが高いことを示唆する科学的証拠」と位置付けた』
  • 東日本大震災5年:福島・甲状腺検査 子のがん「多発」見解二分 過剰診断説VS被ばく影響説 - 毎日新聞

    過剰診断説「無害なもの発見」VS被ばく影響説「原発近くで増加」 東京電力福島第1原発の事故後、福島県民の健康調査の一環として県が実施している子供の甲状腺検査で、昨年末までに166人が甲状腺がんやがんの疑いとされた。有識者でつくる県の検討委員会は全国的な統計に基づいて推計される患者数に比べ「数十倍多いがんが発見されている」と指摘。検討委や環境省は「放射線の影響とは考えにくい」としているが、専門家の間でも意見が分かれる。議論の争点や、患者の治療の現状を探った。 「わが国の(自治体による)地域がん登録で把握されている統計などから推定される有病数に比べ、数十倍のオーダー(水準)で多い甲状腺がんが発見されている」。2月15日、県の検討委は中間とりまとめ最終案で、原発事故の約半年後から30万人以上を対象に始めた甲状腺検査の結果をこう表現した。 この記事は有料記事です。 残り4556文字(全文4926文

    東日本大震災5年:福島・甲状腺検査 子のがん「多発」見解二分 過剰診断説VS被ばく影響説 - 毎日新聞
    kj-54
    kj-54 2016/03/08
    私はこの件に関して強く正常性バイアスがかかっていることを自覚しているので、少なくとも大手メディアにのったものに関してはできる限りゼロベースで考えようと努力してきたが、正直疲れ果てた。
  • 福島県の甲状腺検査のやり方を見直してほしい、と私が発言した理由

    6月10日に開催された、第3回福島県甲状腺検査評価部会での、「現行の甲状腺検査のやり方を見直してほしい」という私の発言の真意を説明しておきたいと思う。私は、原発事故がおきた直後から、福島県での活動をはじめた。相馬市や南相馬市での外部・内部被ばく量の測定を地元自治体や有志と協力して、ほぼ自費で継続し、モニターしている。それら全て、国や県からは独立して行っている。

    福島県の甲状腺検査のやり方を見直してほしい、と私が発言した理由
    kj-54
    kj-54 2014/06/22
    『超音波エコーによる甲状腺検診の導入で、意図せずに過剰診断、そしてその結果としての過剰治療と言われている問題が起きているのではないか』
  • 福島県の小児甲状腺ガンを憂える:患者数は33~128人か?  Divina Commedia

    福島県の小児甲状腺ガンを憂える:患者数は33~128人か? http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/250.html 投稿者 Divina Commedia 日時 2013 年 4 月 11 日 18:47:39: XldEHmInhjvqQ 『福島県の小児甲状腺ガンを憂える』 福島県において甲状腺の悪性所見をもつ小児が10人発見され、3人がすでに手術を受けた。県は精密なエコー検査によって将来発病する甲状腺ガンが前倒しで発見されただけとしているが、有病率的にもすでに異常な事態であるとする意見もある。チェルノブイリでは4年後から小児甲状腺ガンが増加し、発症には潜伏期間があるというのが公式見解だが、実際には事故の翌年から小児甲状腺ガンは微増していたし、チェルノブイリ事故から30年もの間に発達したエコー機器の精度が、4年を待たずにその予兆を捉えているのかも

    福島県の小児甲状腺ガンを憂える:患者数は33~128人か?  Divina Commedia
    kj-54
    kj-54 2014/03/10
    放射性ヨウ素による福島県の汚染が子どもたちにとって危険なレベルであることを指し示している。残念ながらあと2年ほどで小児甲状腺ガンは確実に増加すると考えざるを得ない』という意見。2013年4月
  • 環境省_福島県外3県における甲状腺有所見率調査結果について(お知らせ)

    環境省では、福島県が行う県民健康管理調査の甲状腺検査において、約40%の方で小さなのう胞等の所見を認めている(いわゆるA2判定)ことを踏まえ、平成24年度事業において福島県外3県の一定数の方に甲状腺の超音波検査を行いましたので、その結果について報告いたします。 福島県外3県における甲状腺有所見率調査結果 1.調査の背景・目的 福島県が行う県民健康管理調査の甲状腺検査において、約40%の方に20.0mm以下の小さなのう胞(注1)等の所見が認められています。 こうした小さなのう胞(注1)等は精密検査を必要とするものではありませんが、これらの軽微な所見も記録することとした結果、かえって住民の方の不安を招いていると指摘されています。 このような大規模かつ精度の高い調査は世界初の試みであり、子どもでのう胞を認める頻度や、検査結果に生じうるばらつきについて、正確にはわかっておりません。 こうした状況の

  • そんで、結局のところ、甲状腺癌の患者数は? - NATROMのブログ

    福島県の子供に対する甲状腺検査において、2次検査で細胞診を施行された76名のうち、真に甲状腺癌であるのは何人か。既に3人の診断が確定しているため、3人以上だ、とは言える*1。前回のエントリーでは、陽性反応的中割合と「100%引く偽陽性率」を取り違えて計算してはいけないとは述べたが、じゃあ結局のところ甲状腺癌は何人ぐらいなのか、という話はしなかった。 細胞診で悪性または悪性の疑いがあるとされた10人中、既に3人が甲状腺癌と診断されている。となると、残り7人も甲状腺癌である可能性はそれなりに高いと考えられる。一方で、手術という侵襲的治療を行うからには癌を強く疑う所見(たとえば腫瘤のサイズが大きい、細胞診の結果が「悪性の疑い」ではなく「悪性」である、など)もあったはずで、まだ手術がなされていない7人については先に手術された3人よりも甲状腺癌である可能性は低いとも考えられる。 感度90%(偽陰性率

    そんで、結局のところ、甲状腺癌の患者数は? - NATROMのブログ
  • 福島県での甲状腺がん検診のこれまでの結果で、甲状腺がんの発生が多発と言えるのか? - warbler’s diary

    現在、福島県の子供達に甲状腺がんの発生が増えているのかどうかについて、疫学者の津田敏秀氏から次の考察が出されました。 福島県での甲状腺がん検診の結果に関する考察 ver.3.02 岡山大学大学院・津田敏秀氏 http://www.kinyobi.co.jp/blog/wp-content/uploads/2013/03/fefc48e1bcaef4b4191bb12c61f176731.pdf 多発の確認 2013年2月13日に行われた福島県民健康管理調査検討委員会の発表によりますと、2011年度に行われた38,114人(対象者は47,766人で79.8%の受診割合)の0歳から18歳を対象とした甲状腺がん検診で、3例の甲状腺がんが、すでに手術され確認されたそうです。2月13日に記者会見された福島県立医大の鈴木教授によりますと、検診対象者の年齢層での甲状腺がんの発生率は年間100万人に1人ぐ

    福島県での甲状腺がん検診のこれまでの結果で、甲状腺がんの発生が多発と言えるのか? - warbler’s diary
  • 甲状腺県外調査:しこりの割合、福島県と変わらず- 毎日jp(毎日新聞)

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