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ブックマーク / number.bunshun.jp (41)

  • フル出場すれば100%で本塁打王!「おかわりさん」中村剛也の突出度。(広尾晃)

    「ボールがピンポン玉のように飛んでいく」という表現は、中村剛也にこそふさわしい。彼のホームラン率は群を抜いている。 常々あのニックネームがいかんな、と思っているのだ。「おかわり君」って、健康優良児みたいで軽すぎるでしょう。実際の風貌も、ゆるキャラみたいだから、ちっとも大打者っぽくない。 でも、埼玉西武ライオンズの中村剛也は、実は球史に残るホームラン打者なのだ。ホームランの密度、そして「他の選手が打たないときに打つ」能力で、中村剛也はずば抜けている。もっと賞賛されるべきだ。どん(机をたたく音)! 今回は、そのことをいくつかの数字で証明したい。 王、田淵時代とは球場の広さがまったく違う。 まずは、塁打率。キャリアの塁打数を打数で割った単純な数字。 42人いる300塁打以上の選手のランキング。現役選手の数字は5/14試合前の時点。※は現役 (数字は左から塁打、打数、塁打率) 1 王 貞

    フル出場すれば100%で本塁打王!「おかわりさん」中村剛也の突出度。(広尾晃)
  • いまJリーグに足りないものは――。信念貫く経営者といわきFCの挑戦。(日比野恭三)

    1月13日、有明コロシアムの一室で「株式会社いわきスポーツクラブ」の設立を発表する記者会見が行われた。同社は、2012年に設立されたサッカークラブ「いわきFC」(福島県社会人2部リーグ所属)を継承し運営にあたることになる。 この日、有明コロシアムでは「アンダーアーマー」日総代理店・株式会社ドームの「キックオフパーティー2016」が開催されていた。同じ場所で会見が開かれたのは、もちろん偶然などではない。いわきFCは、ドームの出資を受け、全面的なサポートのもとで新たな船出を迎えたのだ。 ドームは昨年末、自前の物流センター「ドームいわきベース(DIB)」をいわき市内に建設し、今春から稼動させる。この施設だが、どうやら「物流センター」という旧来の概念には収まらないものであるらしい。 投資総額は約100億円。稼動時には約300人の雇用を創出するといい、総面積37,800坪という広大な敷地にはサッカ

    いまJリーグに足りないものは――。信念貫く経営者といわきFCの挑戦。(日比野恭三)
  • 最後までプロレスは“辛口”で――。天龍源一郎、堂々たる革命の終焉。(井上崇宏)

    ジャンボ鶴田、阿修羅・原(共に故人)、藤波辰爾(61)、長州力(63)らと半世紀近くも戦い続けたレジェンド。 「(今後については)何も考えていないですよ。答えがあるとしたら……ビールでも飲みますか」 ついさっき、現役生活に終止符を打ったばかりの天龍源一郎は、両国国技館の館内に特設された会見場で、多くのマスコミ関係者に囲まれていた。 逆水平チョップ、グーパンチ、顔面へのつま先蹴り、WARスペシャル、デンジャラス・ドライバー・テンリュー(DDT)、53歳(垂直落下式ブレーンバスター)、そしてパワーボム――。自らの得意技を総動員して、最後の相手であるオカダ・カズチカに対抗したが、やはり勝てなかった。やはり、と言うのは14歳(一説には13歳とも)で大相撲の世界に飛び込んでから通算格闘技生活51年。つまり天龍は65歳になっていた。思うように動かぬボロボロの肉体は、長年の身を削った激闘の代償だった。

    最後までプロレスは“辛口”で――。天龍源一郎、堂々たる革命の終焉。(井上崇宏)
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    kj-54 2015/11/18
    井上崇宏 龍原砲と天龍革命
  • 2020年東京五輪に出場できない!?日本バスケット界、混乱の代償は。(松原孝臣)

    bjリーグとのプロ統合の難しさをインタビューで語っていたNBLの山谷拓志COO(最高執行責任者)。しかし状況はまったなし、日バスケット界の命運はいかに。 以前、日のバスケットボール界についてこう書いたことがある。 「目標は同じ、見ているのは同じ方向のはずなのに、ばらばらの方角を向いているかのように相容れない」 競技を盛り上げたい、発展させたい。もっと強い日本代表を創り上げたい――このような最低限の願いは共有されていると、これを書いた時は思っていた。だが今となっては、そんな最低限の目標すら、同じではないのかもしれないと感じている。 そんなことはない、と反論があるかもしれない。だが、混乱しているとしか言い様のない状態に陥ってから、日のバスケットボールは既に長い年月が経つ。そして今では、国際連盟から重大な「警告」が発せられている状態にある。 「プロ化」を巡り袂を分かった2つのリーグ。 現在

    2020年東京五輪に出場できない!?日本バスケット界、混乱の代償は。(松原孝臣)
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    kj-54 2014/06/25
    坂本竜馬気取りの皆様におかれましては、名をあげるチャンスなのでは。
  • 井上尚弥、6戦目で最速世界獲得!王者が噛ませ犬に見えた“力の差”。(渋谷淳)

    試合後、腫れ上がったエルナンデスの顔とは対照的に、井上尚弥の顔は綺麗なままだった。無傷で世界を獲った怪物はどこまで上るのだろうか。 怪物と命名された20歳の井上尚弥(大橋ジム)が4月6日、WBC世界ライトフライ級王者のアドリアン・エルナンデス(メキシコ)を6回TKOで下し、日最速記録となるプロ6戦目で世界タイトルを獲得した。 高校生で世界選手権に出場。アマチュアの国内最高峰、全日選手権をシニアを押しのけて制するなどの実績を引っさげ、鳴物入りでプロデビューした井上。プロ入り後も海外のナショナルチャンピオン、日ランカー、日王者、東洋太平洋王者とステップアップし、その都度能力の高さを見せつけてきた。それでも世界の舞台、当に強い選手と戦うまでは「まだ試されていない」と見るのがボクシング界の常識だ。「6戦目で世界挑戦は早い」と見る向きもあった。そんな外野の声を、井上は己の拳でねじ伏せてしま

    井上尚弥、6戦目で最速世界獲得!王者が噛ませ犬に見えた“力の差”。(渋谷淳)
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    kj-54 2014/04/07
    テレビでもそんなこと言ってたし、実際そう見えたけど、何か騙されてるんじゃないかと思ってしまう。亀田脳。
  • 美術家・ながさわたかひろの“プロ野球”人生最後の聖戦。(村瀬秀信)

    「バレンティンを描く時は、最後に頬のホクロを入れるんですけどね。……これを描き入れる時が至福の時なんですよ。あぁ、今日もまた終わったなって。今年は空砲ばかりなんだけど」 8月21日、神宮球場。5連敗で迎えた巨人戦。 バレンティンがこの日2目となる第44号のホームランをレフトポールに直撃させると、美術家・ながさわたかひろはそう言って頬を緩めた。 昨年まで「絵の力でチームの力になる」と信じ、“プロ野球選手”を自称して、スワローズの全試合を銅版画やぬり絵にする活動を続けてきた男、ながさわたかひろの素性に関しては、前回までの記事をお読みいただきたいが、昨年12月に報じた最後の記事では、自身が「プロ野球選手としてのトライアウト」と位置付けた個展「プロ野球ぬりえ~魔球の伝説~」(11月17日~12月15日)の結果次第では、「ながさわは選手を引退する」というところまで報じた。 さて。その後、である。

    美術家・ながさわたかひろの“プロ野球”人生最後の聖戦。(村瀬秀信)
  • “戦力外”ながさわたかひろが個展?「これは野球美術家のトライアウト」(村瀬秀信)

    12月、神楽坂。 美術家・ながさわたかひろは、3日からはじまる個展に向け夜通しで最後の準備作業に追われていた。 そこには今季の東京ヤクルトスワローズ144試合を描いた「ぬりえ」をメインに、ながさわが選ぶ一軍ベンチ入りメンバーをひとりひとり抜き出して描いたパネル。チーム全員の似顔絵にサインが入ったポスターなど、今季ながさわが作った作品が展示される一方で、ライトスタンドで実際に使用されている応援旗、バレンティンの塁打新記録が掛かった際に話題となった「COCOメーター」の実物、引退した宮のサインボールやら、神宮球場各種チケットの半券など、スワローズの2013年が一堂に会したような“超濃縮還元ヤクルト”空間。その気合の入り方に、ながさわのかつてないほどの覚悟が窺える。 「これが僕のヤクルトでの最後の作品展になるかもしれませんからね。悔いは残したくないんです」 その目に笑みはない。昨年の引退から

    “戦力外”ながさわたかひろが個展?「これは野球美術家のトライアウト」(村瀬秀信)
  • ヤクルト芸術家・ながさわたかひろ。一場退団で遂に40歳で現役引退か!?(村瀬秀信)

    『美術手帖』で連載ページを持つなど、芸術家として評価が高いながさわ。2013年2月に開催される「第1回京都版画トリエンナーレ」への出品も決まっている。 これまた、どこを落としどころにするのだろう。 前回の古木克明に続いて、この秋もう一人気になる野球人がいた。 芸術家・ながさわたかひろ。詳細は過去2回の記事に委ねたいが、簡単に説明すれば、自らの境遇を重ねあわせた一場靖弘を追い掛け、2010年、'11年の2シーズン、東京ヤクルトの全試合分の名場面を描き、そのカードを選手に渡してモチベーションにして貰うことで、チームと共にペナントレースを戦ってきたという自称“プロ野球選手”――。 昨年オフに一時現役引退を示唆するも、選手生命を懸けた個展「応援/プロ野球カード」により、作品に書き加えられた有名・無名人問わないながさわへの“応援”メッセージが、もう一度立ち上がる力を与え、「まだまだやれることがある」

    ヤクルト芸術家・ながさわたかひろ。一場退団で遂に40歳で現役引退か!?(村瀬秀信)
  • “野球の底力”を信じて戦い抜いた、芸術家・ながさわたかひろの憂鬱。(村瀬秀信)

    秋に行われた個展『プロ野球カード at ムサビ』でのながさわ。12月17日(土)からは神楽坂のギャラリー「eitoeiko」にて個展『応援/プロ野球カード』を開催予定である(詳しくは文中のリンク先で) 12月。プロ野球の年内行事もすべて終了した年の瀬、選手たちは来シーズンに向け、それぞれのオフを過ごしていることと思う。今シーズンの疲れを癒す選手、復活に向けオフ返上で厳しい練習の中に身を置く選手。そして現役を続けるべきか引退するべきかの人生の選択に迫られている選手もまた、多数いることだろう。 そんな現役続行の悩みを抱える“選手”が、東京・福生のはずれ、底冷えするアトリエにもいた。芸術家・ながさわたかひろである。 ながさわの詳細については過去記事を参考ということで割愛するが、簡単に言えば「絵によって選手に思いを届け、チームの戦いに参加した」という、人が言うところの“選手”なのである。……な

    “野球の底力”を信じて戦い抜いた、芸術家・ながさわたかひろの憂鬱。(村瀬秀信)
  • 一場靖弘を偏愛する“ヤクルト芸術家”「ながさわたかひろ」を知ってるか?(村瀬秀信)

    ながさわたかひろ氏を京橋のギャラリーにて撮影。昨シーズンのヤクルトの全144試合分の銅版がズラリとその周りを囲んでいる 美術家・ながさわたかひろを知っているだろうか? 画家・銅版画家として、斬新な作品を世に送り出し、芸術界の名門老舗雑誌『美術手帖』(美術出版社)にも「に・褒められたくて」という連載を持つ新進気鋭のアーティストである。 彼の代表作となった「プロ野球画報」は、その名の通りプロ野球を題材としている。自身がファンでもある東北楽天。野村克也監督の最終年となった'09年シーズン144試合+CSの全150試合を、1試合につき4×4センチの名場面を9コマで、銅版画19枚に描きあげた。この作品は、“若手アーティストの登竜門”と呼ばれる岡太郎現代芸術賞の特別賞を受賞し、昨年6月にはKスタ宮城内に作品が展示されるなど、各界から高い評価を集めた。 現代芸術とプロ野球のコラボレーション。シュールレ

    一場靖弘を偏愛する“ヤクルト芸術家”「ながさわたかひろ」を知ってるか?(村瀬秀信)
  • お待ちかね! 「もつ鍋 わたり」のプロ野球前半戦「激辛総括」2013。(村瀬秀信)

    中野渡氏も訪れた、いわきでのオールスター第3戦。注目の大谷翔平(中央)は8回に同点打を放つなど活躍し、スポンサーから新車をゲット。しかし免許はまだ取得していないという。 2013年夏。 気温が上がったり下がったりで、猛暑なのか冷夏なのかはっきりしない今日この頃。そんなどっちつかずの夏には煮えたぎる鍋を喰らってのナイター観戦が恋しくもなります。 そんな気分になったら、東京・国分寺。北口のうら寂しい路地の一角にある、もつ鍋の名店「もつ鍋 わたり」がおススメ。個人的には新しいもつの水炊きが超おススメ。 ここの店主・中野渡進氏は福浦さんのロッテと谷繁さんの中日を応援している元横浜中継ぎ投手。この度、もつ鍋わたりFacebookのダイレクトメールに「当は礼儀正しくて、言葉遣いも違うのに、某記事ではあんな口調で書かれているのは何でですか?」なる牽制がぽつぽつ紛れ始めたので、今回の野次馬ライトスタンド

    お待ちかね! 「もつ鍋 わたり」のプロ野球前半戦「激辛総括」2013。(村瀬秀信)
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    kj-54 2013/12/11
    大竹がコールされたら狂ったように『おおたけぇぇ!!!』って叫んでる子供がいたりよ
  • MLBが球数制限を導入した経緯から、藤浪晋太郎と阪神の育成力を考える。(生島淳)

    神宮球場のブルペンで投球練習を繰り返す藤浪。毎試合150キロを超える速球を投げている藤浪だが、果たしてシーズンを通して怪我無く活躍できるのか……。 阪神の藤浪晋太郎は、久々にお客さんを呼べる投手、という気がする。 4月21日のヤクルト戦では、7回を2安打無失点、しかも83球という見事な「省エネ」投球でゲームを作り、2勝目をマークした。 この見事な投球が議論の種になるのが面白い。阪神OBで通算320勝をマークしている小山正明氏は、首脳陣が藤浪を降板させたことに噛みついた。「デイリースポーツ」によれば、小山氏はこう語っている。 「内容が悪いとか、負けている展開で代打を出されるのなら仕方ないけど、十分完投できる展開で代えてしまうベンチは理解できん。ピッチャーは球を投げるのが仕事やろう。残り1回や2回で20~30球投げたところで、どうってことない」 小山氏は大きく育てたいなら、完投させるべき、とい

    MLBが球数制限を導入した経緯から、藤浪晋太郎と阪神の育成力を考える。(生島淳)
  • 落合博満は“内角攻め”をこう考えた。前田智と江村、死球騒動の教訓とは?(鷲田康)

    日大から社会人のワイテックを経てヤクルトに入団したドラフト4位ルーキーの江村将也。4月23日の広島戦でプロ1勝目を挙げたが、死球を与えた前田智徳が骨折したこともあって苦い初勝利となった。 現役時代の落合博満(前中日監督)が、厳しい内角攻めにたった1度だけ、激怒した場面を見たことがある。1996年4月12日の横浜対巨人戦、相手は当時、横浜のエースだった盛田幸希(現・幸妃)投手だった。 盛田はシュートを武器に厳しい内角攻めを身上とする投手で、落合は前年にも死球を受けていた。 ことの発端は6回表、盛田が先頭の川相昌弘内野手にぶつけた死球だった。1死から4番を打っていた松井秀喜外野手が安打を放った一、三塁の場面。ここで2回に塁打を放っている落合が打席に入ると、その2球目のストレートが頭をかすめた。 「いい加減にしろよ!」 落合が珍しくマウンドに向かって一歩、二歩と詰め寄る姿勢を見せると、ベンチか

    落合博満は“内角攻め”をこう考えた。前田智と江村、死球騒動の教訓とは?(鷲田康)
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    kj-54 2013/04/27
    モラル
  • 地味だが常連、そしてキーマン?高橋秀人、ザックジャパンでの重要性。(細江克弥)

    遠藤保仁と長谷部誠でほぼ固定されているボランチで、出場機会を与えられ続けていることには、バックアッパーとしてのテスト以上の意味がある。 メディア取材の駆け引きも、絶妙な間合いでこなす。 「先生」あるいは「教授」とも称される中盤の分析官は、具体論と抽象論をごちゃ混ぜにしてサッカーを語る。その口調は丁寧かつ論理的だが、彼は頭の中にあるたった一つの答えを簡単には教えない。 取り囲む記者とのやり取りは、素直に疑問をぶつける生徒と一癖ある教師の問答のようで面白い。 ――コンビを組む米選手との“決まり事”は? 「うーん……4個くらいあるんですけどね。言えないです、ハイ(笑)」 ――でも、ヨネのことはかなり見ているよね? 「ヨネのことも見るし、ディフェンスラインも見るし、(東)慶悟と(渡邉)千真君のところも見るし、ルーコン(ルーカス)とアーリアのことも見るし、あと、相手に四隅を取られたくないので、(徳

    地味だが常連、そしてキーマン?高橋秀人、ザックジャパンでの重要性。(細江克弥)
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    kj-54 2013/03/15
    攻撃面で無二の役割を果たす遠藤の代役は、誰にも務まらない。おそらく、ザッケローニは遠藤に何かがあった場合のプランBとして高橋をチームに組み込み、少しずつピッチに立たせてチームに馴染ませているのだろう。
  • 球界最強のモノマネ王が引退――。DeNA高森勇旗の“ビミョー”な去り際。(村瀬秀信)

    斎藤佑樹、田中将大と同学年。モノマネのレパートリーはイチロー、小笠原道大など幅広い。写真は、昨年11月にKスタ宮城で行われたトライアウトに挑んでいた時の高森。 「ホームラン、最高の感触でした! 自信はあったんですよ。今年の後半戦にトレーニング法を代えたのがバッチリハマって、そっから調子上がってきていたんで。10月2日にクビになってから、キャンプまでの4カ月の間をこのまま必死に練習すれば、すっげぇ選手になれんじゃないかなって、そう思っているぐらいですから」 昨年の11月9日。Kスタ宮城で行われたトライアウトで参加者中唯一のホームランを放った高森はそんな言葉でおどけてみせた。 高森勇旗。 彼ほど実績と人気のギャップがある選手は珍しい。2006年、中京高校から高校生ドラフト4巡目で横浜ベイスターズに入団するもプロ6年間での一軍出場は'09年のわずか2試合、通算成績も4打数1安打……にもかかわらず

    球界最強のモノマネ王が引退――。DeNA高森勇旗の“ビミョー”な去り際。(村瀬秀信)
    kj-54
    kj-54 2013/01/29
    球団イチ弱いチームの二軍のさらに試合に出られない最底辺の選手が、チームで一番練習していたら、『ベイスターズは思ったよりも悪いチームじゃない』って思うでしょ。
  • “横浜捕手暗黒時代”最後の希望、高城俊人が谷繁に教えを請う日々。(村瀬秀信)

    谷繁と並んで黙々とキャッチボールをこなす高城。谷繁の自主トレは、自宅のある神奈川県で行われており、その門戸を多くの選手達に開いているという。 今さら改めてぐちぐちと言うこともないのだが、ベイスターズの暗黒時代は、そのまま正捕手不在の時代であったと言い換えられる。 そして、その原因について考察するならば、捕手領域における谷繁成分の枯渇、谷繁イズムとの断絶というものが、現在まで繋がる正捕手問題に暗い影を落としている。 ディフェンスの中心となる正捕手。それを流出させてしまうという、開けてはならないパンドラ……ならぬ谷繁の箱。思い起こせば2001年オフ、FAでのメジャー移籍を志した谷繁を、あっさりと中日に流出させるという箱の大解放をしたことで、その後のベイスターズは捕手面におけるありとあらゆる災厄を受けることになった。 それは谷繁だけに留まらず、連続最下位の初年度となる'08年6月には、第2捕手の

    “横浜捕手暗黒時代”最後の希望、高城俊人が谷繁に教えを請う日々。(村瀬秀信)
  • Jリーグの選手は過保護なのか?西村W杯審判員が伝えた意外な事実。(木崎伸也)

    南アW杯で活躍した岡田ジャパンの選手たちは、屈強な相手選手の当たりにも倒れず戦えたように見えた。変えるべきはJリーグでの気持ちなのか身体なのか? Jリーグのレベルを上げるには、まずレフェリーのレベルを上げなければいけない――。よく国内メディアで語られることだ。日にはJリーグのレフェリーの実力を低く見る傾向があり、実は筆者もそのひとりだった。 だが、それは偏見なのかもしれない。 南アフリカW杯において、西村雄一主審と相楽亨副審が準々決勝のオランダ対ブラジルを含め4試合を担当したことで、日人レフェリーが国際舞台で高く評価されていることが明らかになった。 前大会のドイツW杯において、上川徹主審が3位決定戦のドイツ対ポルトガルで笛を吹いたのに続き、西村主審がオランダ対ブラジルというどんなベテランレフェリーでも緊張するであろう試合で抜擢された。加えて決勝戦では、第4審判としてイングランド人のウェ

    Jリーグの選手は過保護なのか?西村W杯審判員が伝えた意外な事実。(木崎伸也)
    kj-54
    kj-54 2013/01/11
    接触があって倒れたら、ルール上、ファウル、レフェリーとしては笛を吹かなければいけないんですよ。W杯では選手たちがぶつかられても、体が強いから踏ん張ることができる。W杯の方が判定するのが楽でした
  • 絶対に失敗しない男・松本哲也。日本シリーズで見せた小兵の意地。(阿部珠樹)

    「失敗学」という学問がある。その失敗はなぜ起こったのか、背景にはなにがあったのかなどを探るもので、第一人者は原発の事故調査・検証委員会の長を務めた。日シリーズで、ジャイアンツの松哲也のプレーを見て、頭に浮かんだのはこの言葉。野球における失敗の質、野球の失敗学といったものを考えさせられた(といっても、粗雑な思いつきですが)。 完全にバントが読まれている状態で、完璧なバントを決めた松。 松はこのシリーズで6の送りバントを成功させた。これは日シリーズのタイ記録だ。失敗は一度もなかった。ジャイアンツはずいぶんしみったれた野球をしたなあとか、そういう感想もないではないが、1点が重くなる日シリーズのような舞台で、一度も失敗なくバントを決めるのは簡単ではない。 ほとんどが一発で決めるみごとなものだったが、中でもあざやかだったのは第6戦の7回裏に決めた1だ。 同点で先頭打者の長野久義が四

    絶対に失敗しない男・松本哲也。日本シリーズで見せた小兵の意地。(阿部珠樹)
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    kj-54 2012/11/07
    「本塁打が打てなくても失敗とはいわれない。三振を奪えなくても同じ。失敗とみなされるのは…、うまくゆくと思われるプレーだ」「失敗すればとがめられるプレーで、絶対に失敗しないこと」
  • クラブは赤字、選手はフェラーリ……。「余命5年」のリーガに未来はあるか?(工藤拓)

    「このままの状態が続けばスペインフットボールは死に絶える。私は1年前、リーガ・エスパニョーラはあと10年の寿命だと予想したが、今は長くて5年と見ている」 先日、フットボールと経済の関係に詳しいバルセロナ大学経済経営学部ホセ・マリア・ガイ教授の発言が話題になった。 元エスパニョールの役員でもある教授は、ヨーロッパフットボールにおける5大リーグ(イングランド、ドイツスペイン、イタリア、フランス)の経済状況を多角的に分析した「スペインとヨーロッパフットボールの経済状況報告」を毎年発表している。この発言は、5回目を迎えた今回の発表の中で飛び出したものだ。 収益を伸ばしているのはバルサとレアルの2強だけ。 教授の発表によれば、ヨーロッパ全体が経済危機に苦しむ中、フットボールがもたらす収益は毎年4%の率で増え続けている。それ自体は良いことなのだが、問題はそれを上回るスピードで支出額が増え続けているこ

    クラブは赤字、選手はフェラーリ……。「余命5年」のリーガに未来はあるか?(工藤拓)
    kj-54
    kj-54 2012/10/09
  • イチローの美学とメジャーの現実。衝撃トレードの真相を完全レポート!(菊地慶剛)

    ニューヨーク・ヤンキースへ移籍早々の7月23日の対シアトル・マリナーズ戦(セーフコ・フィールド)では、4打数1安打1盗塁の成績となったイチロー。この試合で先発した黒田博樹投手は10勝目を飾った。 7月23日に正式発表されたイチロー選手のトレードは、まさに米国中に“衝撃”をもたらした。特にマリナーズに近い人間ほど、そのショックは大きかったようだ。 「3時頃球場の記者席にいた自分に電話がかかってきた。自分の後方に座っているニューヨークの記者の1人だった。そして『イチローが投手2人と交換でヤンキースにトレードされたぞ!』と切り出した。自分はジョークだろうと笑い飛ばし、また自分の仕事に戻った。しかしその直後に『YES(ヤンキース戦中継を担当するTV局)』のジャック・カリー氏が『イチローがトレードされた』とツイートしたのを確認し、さらにイチローのトレードを認める電話が入ってきた。自分の記者人生の中で

    イチローの美学とメジャーの現実。衝撃トレードの真相を完全レポート!(菊地慶剛)