細野豪志原発事故担当相(右端)、枝野幸男経産相(右から2人目)、藤村修官房長官(左から3人目)との会合の最後に大飯原発再稼働について語る野田佳彦首相(左から2人目)=首相官邸で2012年5月30日、梅村直承撮影 野田佳彦首相は8日夕、記者会見を開き、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働について「国民生活を守るため再稼働すべきだというのが私の判断だ」と表明し、国民に理解を求めた。また、「夏場限定の再稼働では国民の生活は守れない」と述べ、大阪市など周辺自治体から上がっている夏場に限った稼働論を否定。原発の位置づけについては「重要な電源だ」と述べた。会見は、福井県の西川一誠知事の求めに応じる形で開いた。