8日に今年のノーベル医学生理学賞受賞者に決まった京都大学の山中伸弥教授は、「韓国と日本は幹細胞分野で善意の競争者。両国がこの分野の研究を同時にリードしていけば良い」と話した。山中教授は11日、京都大学iPS細胞研究所で中央日報・JTBCと単独インタビューを行い、「iPS細胞研究を進化させ人類が健康長寿できる日を前倒ししたい」と強調した。 ――日本の基礎科学分野のノーベル賞受賞は16番目だ。これに対し韓国は“ゼロ”だ。どんな差があるのか。 「いままでノーベル賞を受賞した日本の科学者の大部分は私もそうだが海外で勉強した人たちだ。多くの韓国人科学者が海外で研究している。もう彼らがノーベル賞を取れるとみている。時間の問題だ」 ――iPS細胞は一種の幹細胞だが、韓国もこの分野に大きな努力を傾けている。どの程度の格差があるとみるか。 「幹細胞研究では韓国の発展が実にまぶしい。特に韓国は胚性幹細胞(ES