PDP11を自作しUNIX V6を動作させる † 東海大学 清水研究室の飯田さんが、『PDP11互換のプロセッサを自作し UNIX V6 を動作させる』という内容を発表した。 Embedded Technology 2003 で展示し、 デザインウエーブ誌 にも連載しています。 きっかけは、研究室の輪読会で Lion's Commentary を取り上げたので、 これを実際に動かしてみようと思ったことらしい。 CPU本体は、FPGAを使用し、1万ゲート程度。なんと、雑誌の付録だそうだ。 基板は10cm角で、一番大きな部品は電源でした。 命令互換であり、内部構造は全くの独自設計。 論理記述言語はSFLで、2700行程度。 UNIX V6 は、オープンソースとして公開されているが、 現在の gcc ではコンパイルできないそうで、バイナリー・イメージを直接 HDD に入れたそうです。