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ブックマーク / gendai.media (86)

  • 『火花』は入ってる?話題の翻訳家・鴻巣友季子が選んだ2015年の日本小説ベスト12!(鴻巣 友季子) @gendai_biz

    芥川賞を受賞した又吉直樹さんの『火花』が話題をさらった一年でしたが、2015年に刊行された小説には、他にもすばらしい作品がたくさんあることをご存知ですか?これまで各紙誌の書評委員を務め、今年は『風と共に去りぬ』の新訳が話題の翻訳家・鴻巣友季子さんに、2015年のベスト12作品を選んでいただきました。いずれも読み逃してはいけない傑作ばかり。ぜひ年末年始の読書の参考にして下さい! * * * 意識高い系の人々を描いた怖~い作品 1 星野智幸『呪文』河出書房新社 2015年の大きな話題作のひとつです。テーマは「管理システム」と「自死」。日の自殺の多さには、歯止めとなる宗教が無いことや、社会格差の広がりなど原因は幾つも思い当たりますが、『呪文』はさびれゆく小さな商店街と狂った独裁者を描くことで、共同体精神の未熟さと自殺の構造を辛辣に解き明かしています。 作に特徴的なのは、「意識高い系」の人々。

    『火花』は入ってる?話題の翻訳家・鴻巣友季子が選んだ2015年の日本小説ベスト12!(鴻巣 友季子) @gendai_biz
  • 世田谷一家殺人事件、私は「真犯人」を知っている〜警察の致命的失敗とマスコミの怠慢(一橋 文哉) @gendai_biz

    世田谷一家殺人事件、私は「真犯人」を知っている〜警察の致命的失敗とマスコミの怠慢 だから事件は迷宮入りとなった 文/一橋文哉 いまだに犯行動機さえわかっていない 「あの時は、絶対にこいつしか真犯人はいないと思った。それで、必死に行動確認や裏付け捜査に走ったんだが……」 そう話すのは長い間、世田谷事件を担当してきた元捜査員だ。 世田谷事件は、20世紀最後のカウントダウンがまもなく始まるという2000年12月31日午前10時55分頃、東京都世田谷区上祖師谷3丁目の会社員、宮澤みきおさん(当時44歳)宅で、みきおさんと泰子さん(同41歳)、長女で小学2年生のにいなちゃん(同8歳)、長男で保育園児の礼君(同6歳)が惨殺されているのが見つかったものだ。 現場には犯人のものと見られる指紋や掌紋、足跡、血痕、さらに凶器の柳刃包丁をはじめ、犯人が着用してきたジャンパーやトレーナー、帽子などの衣類とヒップ

    世田谷一家殺人事件、私は「真犯人」を知っている〜警察の致命的失敗とマスコミの怠慢(一橋 文哉) @gendai_biz
  • 「日本の借金1000兆円」はやっぱりウソでした~それどころか…(髙橋 洋一) | マネー現代 | 講談社(1/6)

    鳥越俊太郎氏もダマされていた 先週26日(土曜日)、大阪朝日放送の番組「正義のミカタ」に出た。大阪のニュース情報番組だが、東京とは違って、自由な面白さがある。そこで、「日経済の諸悪の根源はZ」というコーナーをやった。Zとは財務省である。 その中で筆者が強調したのは「借金1000兆円のウソ」である。借金が1000兆円もあるので、増税しないと財政破綻になるという、ほとんどのマスコミが信じている財務省の言い分が正しくないと指摘したのだ。 借金1000兆円、国民一人当たりに直すと800万円になる。みなさん、こんな借金を自分の子や孫に背負わせていいのか。借金を返すためには増税が必要だ。……こんなセリフは誰でも聞いたことがあるだろう。財務省が1980年代の頃から、繰り返してきたものだ。 テレビ番組は時間も少ないので、簡単に話した。「借金1000兆円というが、政府内にある資産を考慮すれば500兆円。政

    「日本の借金1000兆円」はやっぱりウソでした~それどころか…(髙橋 洋一) | マネー現代 | 講談社(1/6)
  • 1970年大阪万博の思い出を語ろう~「太陽の塔」をめぐって、岡本太郎と丹下健三が大喧嘩!(週刊現代) @gendai_biz

    大阪万博/'70年3月14日から半年間、大阪府吹田市で開催された、アジアで初めての国際博覧会。名誉総裁は皇太子明仁親王、名誉会長は当時の総理、佐藤栄作だった。「人類の進歩と調和」をテーマに77ヵ国が参加。高度成長をとげた日が経済大国になったことを示す象徴的なイベントだった〔PHOTO〕gettyimages 来場者たちは皆、人類の進歩と明るい未来を信じていた—戦後日の最大のお祭りだった万博。会場で胸躍らせたファンたちと「祭りの仕掛け人」が語った。 「ソ連館」も人気だった 山下 大阪万博というと、ひたすら行列に並んでいた記憶があります。 当時、私は小学校6年生で広島に住んでいましたが、あれほどの人波を見たのは生まれて初めてでした。 石井 万博には日人だけでなく、外国人もたくさん来ていましたね。僕は大阪市内に住む中学3年生だったんですが、当時はまだ外国人が珍しかったので、色んな国の人たち

    1970年大阪万博の思い出を語ろう~「太陽の塔」をめぐって、岡本太郎と丹下健三が大喧嘩!(週刊現代) @gendai_biz
  • スタン・ハンセンが語る!「だから全日本と馬場はスゴかった」(柳澤 健) @gendai_biz

    レイスは車椅子状態、デストロイヤーは人工関節に入れ替えた ―ハンセンさんが自身の生き様や人生哲学を語った『日は、また昇る。』。書には、好敵手・天龍源一郎との対談も収録されています。11月15日には両国国技館で天龍の引退興行が行われましたが、すべての試合が終わり、あなたとテリー・ファンクがリング上で天龍に花束を渡す姿は、ひとつの時代の終わりを感じさせるものでした。 レスラーが引退するタイミングには個人差があります。肉体的限界もありますが、もっと大きいのはハートの部分ですね。燃え上がる気持ちがあるかどうか。 私は、51歳という比較的早いタイミングで引退しましたが、天龍は65歳まで現役を続けることができた。テリー・ファンクに至っては70歳を超えてまだ続けている(笑)。テリーはテリーということですね。 引退は人が決める以外ありません。人が決めれば、それがベストタイミングなのです。 ―プロレス

    スタン・ハンセンが語る!「だから全日本と馬場はスゴかった」(柳澤 健) @gendai_biz
  • 軽減税率をめぐる攻防ではっきりした財務省主税局の「没落」(田崎 史郎) @gendai_biz

    軽減税率をめぐる政府・与党内の攻防はやはり、首相・安倍晋三、官房長官・菅義偉による官邸の勝利に終わった。 浮き彫りになったのは、これまで税の決定権限を握ってきた自民党税制調査会と財務省主税局の没落である。財務事務次官の有力候補だった主税局長・佐藤慎一は官邸の意向に逆らい、自ら次官の目をつぶした。 官邸の「谷垣」不信 軽減税率をめぐる攻防で大きなヤマが3つあった。第1幕は11月24日午前9時から30分間、自民党部で行われた安倍と、幹事長・谷垣禎一、税調会長・宮沢洋一との会談だ。 安倍は谷垣と2人で会うつもりでいた。ところが、宮沢が同席し、さらに財務省主税局の幹部が10人近くぞろぞろと入ってきた。安倍はこの異様さに強い警戒感を抱き、慎重に言葉を選んで発言した。 谷垣、宮沢の説明を聞いた後、安倍が話したのは、①国民の理解が得られるような内容にする、②事業者の混乱を招かないように配慮する、③安定

    軽減税率をめぐる攻防ではっきりした財務省主税局の「没落」(田崎 史郎) @gendai_biz
  • リベラルの敗北。やはりデモで政治は動かない~大阪ダブル選と気になる橋下市長の去就(古賀 茂明) @gendai_biz

    迷走を続ける野党にうんざりする市民が増えている。 民主党は、前原誠司元代表や細野豪志政調会長らタカ派が、おおさか維新の会(以下、おおさか維新)を率いる橋下徹大阪市長との連携に色気を見せつつ、政策軸もないままに「解党して新党結成」と叫ぶ。 一方、岡田克也代表ら執行部は共産党との選挙協力に未練を残し、党としての対応が決まらない。 おおさか維新に見捨てられた維新の党(以下、維新)は、やっと党代表を決める段階で、民主との合流話も先が見えない。支持率もほぼゼロで、党消滅の危機にある。 唯一、元気な共産党も、国会閉会直前にぶち上げた「国民連合政府」構想が、2ヵ月経っても、維新、民主に真面目に取り合ってもらえず、提案の賞味期限も切れ始めた。 他方、11月22日の大阪ダブル選で圧勝を果たしたおおさか維新は、勝利の熱気もまだ冷めやらぬ27日、来夏の参議院選挙の候補者育成のために「維新政治塾」を始めると発表し

    リベラルの敗北。やはりデモで政治は動かない~大阪ダブル選と気になる橋下市長の去就(古賀 茂明) @gendai_biz
  • 財務省完敗で消費税10%は遠のいた!安倍官邸との「軽減税率」バトル、その舞台裏で何があったのか(髙橋 洋一) @gendai_biz

    攻防の構図 軽減税率がやっと落ち着いた。軽減税率の対象は「外を除く生鮮・加工品」で合意した。 筆者にとって、この騒動は来年夏の参院選(場合によっては衆参ダブル選挙)前、消費増税を延期するかどうかの前哨戦に見えた。言うまでもないが、公明党+官邸vs.自民党税調+財務省である。 自民党税調と財務省がタッグを組むのはいつものことだ。税制では、政府税調はなにもパワーがなく、自民党税調で税制改正は決まる。この点、他の政策ではあまりないが、政府ではなく党主導である。 ただし、財務省は、事実上党税調の事務方をやって、影響力をもっている。党税調メンバーをみれば、現会長の宮沢洋一氏、前会長の野田毅氏は財務省OBでもあり財務省官僚と気心も知れている。 公明党と官邸のタッグは、来年の参院選を見据えたことと説明されている。そうした思惑は否定しないが、それはこれまでも同じだ。実のところ、官邸は、公明党の意向を利

    財務省完敗で消費税10%は遠のいた!安倍官邸との「軽減税率」バトル、その舞台裏で何があったのか(髙橋 洋一) @gendai_biz
    knockeye
    knockeye 2015/12/15
  • パリ・テロ事件で高まる「移民排斥論」。しかし、日本が直面する問題を考えたら、移民受け入れは必須だ(磯山 友幸) @moneygendai

    パリ・テロ事件で高まる「移民排斥論」。しかし、日が直面する問題を考えたら、移民受け入れは必須だ そろそろ真正面から議論したい 「一億総活躍」は移民受け入れNOのサイン? パリでの同時多発テロが世界に衝撃を与えている。とくに、おひざ元の欧州連合(EU)には、シリアなど中東諸国から大量の難民が流入していることもあり、さっそく難民や移民の受け入れを巡る議論が活発化している。 当然、これ以上の難民は受け入れるべきではないという世論が高まっているほか、移民の受け入れ自体に反対する右派勢力の声も強まっている。 問題はこうしたムードを受けて、日でも情緒的な移民忌避のムードが強まることだ。 「やはり異質な外国人は日には受け入れない方がよい」 「移民を認めたら国の安全が脅かされかねない」 そんな声がこれまで以上に勢いを増しかねない状況だ。 安倍晋三内閣は現在、公式には移民は受け入れないという姿勢を取っ

    パリ・テロ事件で高まる「移民排斥論」。しかし、日本が直面する問題を考えたら、移民受け入れは必須だ(磯山 友幸) @moneygendai
  • 欧米諸国が歴史的に犯した「二つの誤り」〜だからテロリストは今日も生まれる(内山 節) @gendai_biz

    文/内山 節(哲学者) パリのアラブ人街にて パリに足を伸ばしたとき、私には一度は必ず出かける場所がある。そこはベルヴィルという地区で、昔は貧しい労働者たちが暮らすパリの場末の町だった。 ルネ・クレール監督の映画『天井桟敷の人びと』の舞台になったのもこのあたりで、映画のなかでは貧しかった娘が金持ちの家に嫁ぎ、豪邸のベランダに立って遠くにかすむ労働者の町の灯をみながら、あの暮らしの方が人間的だったと振り返るシーンがある。 私がこの地区に出かけるようになったのは35年ほど前で、その頃はアラブ人街になっていた。フランスは主として1960年代に労働者不足を解消するために外国人労働者を呼び寄せた。彼らはフランスの底辺の労働をにない、パリの最下層の町で暮らすようになった。いまにも崩れ落ちそうな3階建てくらいの古い建物が並ぶ場所だった。 だがここでのアラブ人たちの暮らしは長くはつづかなかった。1980年

    欧米諸国が歴史的に犯した「二つの誤り」〜だからテロリストは今日も生まれる(内山 節) @gendai_biz
  • 世界はなぜ「暴力の時代」に逆戻りしたのか? ターニングポイントは中・露の「無法行為」だった!(長谷川 幸洋) @gendai_biz

    世界はなぜ「暴力の時代」に逆戻りしたのか? ターニングポイントは中・露の「無法行為」だった! 「話せば分かる」はもう通じない パリが同時多発テロに襲われた。 私は1月のシャルリーエブド襲撃事件の後、2月20日公開コラム(http://gendai.ismedia.jp/articles/premium01/42185)で「世界は『テロと戦争の時代』にモードチェンジしたのではないか」と疑問形で書いたが、残念ながら、それは正しかったようだ。オランド仏大統領は「フランスは戦争状態にある」と言明した。 事件の詳細はテレビや新聞が連日報じているから、ここでは長期的な視点から事件を考えてみる。世界はどのようにして、テロと戦争の時代に逆戻りしてしまったのか。 1945年の第2次大戦終結後、世界を揺るがすような大規模テロはしばらく起きなかった。その代わり、米国と旧ソ連が東西両陣営に分かれて冷戦を戦った。

    世界はなぜ「暴力の時代」に逆戻りしたのか? ターニングポイントは中・露の「無法行為」だった!(長谷川 幸洋) @gendai_biz
  • 「第1子に1000万円支給」少子化問題はこれで解決する! ~予算的には問題なし。問われるのは総理の本気度だ(歳川 隆雄) @gendai_biz

    「第1子に1000万円支給」少子化問題はこれで解決する! ~予算的には問題なし。問われるのは総理の気度だ 毎年5兆円の予算で「第3次ベビーブーム」は確実 安倍晋三首相インタビューが『文藝春秋』(12月号)に掲載されている。 「アベノミクスの成否を問う『一億総活躍』わが真意」と題した記事中で、安倍首相は「出生率1.8」を目指すとして、以下のように語っている。 〈 第二の矢は「夢をつむぐ子育て支援」で、その矢の的は、2020年代半ばまでの「希望出生率1.8の実現」です。しかしながら現在の出生率は約1.4です。産みたいのに何らかの事情で産めない方の事情を取り除いていくことで、実際の出生率が、希望出生率と同じ1.8になるようにしたいというのが基的考え方です。 〉 ここで、出生率を上げる具体的な方法について提言したい。 「シルバー民主主義」という言葉がある。主要民主主義国家の中で日のように凄ま

    「第1子に1000万円支給」少子化問題はこれで解決する! ~予算的には問題なし。問われるのは総理の本気度だ(歳川 隆雄) @gendai_biz
  • 「二度と戦争を起こさないぞ」って言うけど、いや、もう起きてるんじゃないの?(いとうせいこう,高橋源一郎) @gendai_biz

    「二度と戦争を起こさないぞ」って言うけど、いや、もう起きてるんじゃないの? いとうせいこう×高橋源一郎 "あの日"の後に書くことについて 2 あの敗戦を私たちはどう受け止め、語り継いでゆけばよいのか? 時空を超えた「他者」をどうしたら当の意味で慰霊できるのか? 3.11と8.15……70年以上前と何一つ変わっていないこの国の無責任体制と、それでも希望を見失わなずに生きることについて、二人の文学者が語り合う。 この国は70年前から変わっていない いとう:昨日ちょうど政治学者の白井聡さんと対談していて、そこでも引用したんですけど、坂口安吾が戦時下に、隠れキリシタンがどういうふうに処刑されたかということが延々と出てくる小説を書いたり、戦後間もなく「戦争の偉大な破壊」ということを言い出した。 いかにもシニカルなように見えるんだけど、今、戦前みたいな状態で読んでみると、あ、そうかそうか、坂口安吾の

    「二度と戦争を起こさないぞ」って言うけど、いや、もう起きてるんじゃないの?(いとうせいこう,高橋源一郎) @gendai_biz
  • アメリカでは2兆円、日本はまだ500億円。トランクルーム市場を急拡大させられるか? 「Sumally Pocket」の挑戦(佐藤 慶一) @gendai_biz

    アメリカで約2兆円のトランクルーム市場が、日ではわずか約500億円。それでもこの5年ほどは毎年10%成長を続けている市場です。今回、優れたオペレーションをもつ寺田倉庫さんといっしょに、この市場をインターネットの力を使って獲得していこうと考えました。それが『Sumally Pocket(サマリーポケット)』です。 CPA(Cost Per Acquisition:顧客獲得単価)がLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)より低ければ、どんどん投資していこうと考えています。この取り組みの先には誰もつくっていない市場があり、とてもワクワクしています」 「リアルのDropbox」「四次元ポケット」――巨大な世界観もつ新サービス 株式会社サマリーCEO・山憲資さんは、9月1日に公開した新サービス「Sumally Pocket」(現在はiOSアプリのみ)について「成長市場を取りたい」

    アメリカでは2兆円、日本はまだ500億円。トランクルーム市場を急拡大させられるか? 「Sumally Pocket」の挑戦(佐藤 慶一) @gendai_biz
    knockeye
    knockeye 2015/10/03
    なるほど「リアルのdropbox」ね。問題は、万が一の時の補償ですな。
  • 『進撃の巨人』の英訳者が明かす、世界的大ヒットの理由(コウ・レンソン)

    進撃の巨人の「壁」と言語の「壁」 『進撃の巨人』が私の心をつかんで離さない主な理由の1つに、世界が差し向けるさまざまな制約や困難に登場人物たちが立ち向かい、乗り越えていく姿が挙げられる。 それは人類が巨人を倒す方法から壁の中で生きる術、果ては世界の謎を解き個人的な葛藤をどう解決するかに至るまで、実に多くある。大げさな対比をするならば、このテーマは私自身の日英翻訳者としての体験と共鳴する。 アメリカ人と日人の両親の元、アメリカの家庭に生まれた私は、幼少の頃から日のポップカルチャーに強い興味を持ち、それを友達と共有したいという欲求が強くあった。 自然と、自分がそのとき楽しんでいる日のマンガ、ゲーム、おもちゃについて、学校で翻訳し説明するようになっていた。他の生徒の関心を集めるのは簡単で、私が紹介したたまごっちやポケモンなど、後々アメリカで爆発的にヒットしたものも少なくなかった。 小学生の

    『進撃の巨人』の英訳者が明かす、世界的大ヒットの理由(コウ・レンソン)
  • 【第5回】靖国神社「A級戦犯合祀」をめぐる暗闘(田原 総一朗) @gendai_biz

    【第4回】はこちらをご覧ください。 合祀はなぜ強行されたか 筑波藤麿宮司に代わって第六代の靖国神社宮司に就任したのは、元海軍少佐で、戦後は陸上自衛隊に入り、一等陸佐として退官した後は、福井市立郷土歴史博物館長をつとめていた松平永芳であった。 松平は、幕末の福井藩主松平春獄の孫で、最後の宮内大臣を務めた松平慶民の長男にあたる。彼は少年時代の一年間、平泉澄の邸にあづけられ、それ以来、平泉を師として仰ぐようになった。 平泉は、いわゆる戦後体制、つまり日の昭和の戦争が侵略戦争だったとする「東京裁判史観」の打破を訴えた人物で、実は筑波前宮司も平泉と浅からぬ関係にあったのだが、筑波はそれゆえに、戦前の体制を否定していて、松平とは対極にあった。 松平は、宮司退任直後の2002年、A級戦犯の合祀を決断した経緯を、次のように述べている。 「私は就任前から『すべて日が悪い』という『東京裁判史観』を否定しな

    【第5回】靖国神社「A級戦犯合祀」をめぐる暗闘(田原 総一朗) @gendai_biz
  • 安倍政権の背後にいる右派団体「日本会議」のルーツ(魚住 昭) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    「参院のドン」が明かした日会議結成の内幕 先週号で日最大規模の右派団体・日会議と安倍政権のただならぬ関係について触れた(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44029)のを覚えておいでだろうか。 日会議の中核メンバーが目指すのは、端的にいうと、戦前の皇国日の“栄光”を取り戻すことだ。彼らは何十年も前から周到な計画を練り、着実に布石を打ってきた。もし、このまま事態が進むと、彼らの悲願は成就へと向かうかもしれない。 なんて言うと、読者はそれは私の誇大妄想ではないかとおっしゃるだろう。無理もない。私だって最初はそんな大それた仕掛けがあるとは思いもしなかった。マスコミも彼らの動向をほとんど報じなかった。 でも、8年前のことだが、かつての「参院のドン」村上正邦さん(82歳・元労相)の聞き書きを1年つづけるうち、彼らが全国に巡らしたネットワークと、その戦略

    安倍政権の背後にいる右派団体「日本会議」のルーツ(魚住 昭) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
  • 「予算が足りない」の次は、「暑すぎる」「芝生が育たない」「回収の見込みがない」新国立競技場新たな問題が続々浮上中!(伊藤 博敏) @gendai_biz

    「予算が足りない」の次は、 「暑すぎる」「芝生が育たない」 「回収の見込みがない」 新国立競技場新たな問題が続々浮上中! 「金い虫」「非現実的」などの批判を浴び、紆余曲折のあった新国立競技場の設計案の見直しが最終局面を迎えている。下村博文・文部科学相は、22日の定例記者会見で、建築家の槇文彦氏らのグループが示したデザイン見直し案に対し、「謙虚に耳を傾けたい」と発言した。 ただ、既に決定している英国の女性建築家、ザハ・ハディド氏の設計案を「白紙にして全部やり直すわけではない」と、強調しており、迷走を際立たせたが、タイムリミットは迫っている。こけら落としとなるのは、2020年東京オリンピックではなく、19年開催予定のラグビーワールド杯。工期から逆算すれば、ゼネコンとの契約は、今年7月初旬がデッドラインとなる。 日の国力低下の象徴 威信をかけた国家プロジェクトの成功へ向けて、もう後がない文部

    「予算が足りない」の次は、「暑すぎる」「芝生が育たない」「回収の見込みがない」新国立競技場新たな問題が続々浮上中!(伊藤 博敏) @gendai_biz
    knockeye
    knockeye 2015/06/25
    さらには「丸投げできない」「水増しできない」「手抜き工事できない」「ピンハネできない」など、公共工事としてはあまりに異例と、頭を抱えている。
  • 高給取りで出戻りOKのシンガポール官僚が絶句する、 霞が関のナイーブな「官僚制度」(田村 耕太郎) @gendai_biz

    絶頂期に未来を案ずるシンガポールの官僚たち シンガポール通産省の「未来検討グループ」から、「2025年のシンガポールのために準備すべきこと」と題したヒアリングを受けた。彼らはシンガポールにおける「Top Thinker」として私に目星をつけ(私はそうは思っていないが)、アプローチしてきたのだ。 繁栄を極める今、将来の危機を想定して外国人の叡智を真摯に集めようとするシンガポール政府の姿勢は敬服に値する。その一方で感じたのは、日の官僚制度が「官僚を劣化させている」ということだった。 シンガポール政府からのヒアリング項目は以下のようなものだ。 ・シンガポールで定着している価値観や信条、経済理論等で捨てるべきものは何か? ・人類が考案してきた過去のアイデアのうち、現代によみがえらせるべきものは何か? ・シンガポールの未来のために犠牲にするべきものは何か? ・シンガポールの価値観や道徳観はどう変わ

    高給取りで出戻りOKのシンガポール官僚が絶句する、 霞が関のナイーブな「官僚制度」(田村 耕太郎) @gendai_biz
    knockeye
    knockeye 2015/06/12
    シンガポールの官僚と話していると、霞が関の官僚のスケールの小ささが浮き彫りになってしまい、いたたまれない思いであった。
  • 田原総一朗×若宮啓文(朝日新聞元主筆)憲法記念日スペシャル対談 後編改憲、安保、総括…「誤解だらけの」朝日新聞(田原 総一朗) @gendai_biz

    問題提起として政権批判がなかったら危ない 田原: あえて言うなら、2014年の8月、9月の時期を経てから、ちょっと朝日の記事は生彩を欠いているんですよね。 若宮: それは私が見てもちょっとおとなしい感じがあると思うんですが、これだけバッシングされていて、しかも「安倍叩きは朝日の社是だ」なんてことを当に言ったという話まで流布されていると、そういう誤解を与えたくない、ということになるわけですね。 田原: どっちかというと、毎日新聞のほうがとんがっているんですよ。だから、朝日ももうちょっととんがってくれなきゃ。 若宮: だから、田原さんにはそういうふうにもっと朝日の尻を叩いてほしんですよね。 田原: 最近週刊朝日の連載ではしょっちゅう叩いているんだけど(笑)。やっぱり朝日らしい権力批判をバシッとやらなければいけないんだよね。読売新聞や産経新聞は今の安倍政権を支持する立場ですよね。権力をチェック

    田原総一朗×若宮啓文(朝日新聞元主筆)憲法記念日スペシャル対談 後編改憲、安保、総括…「誤解だらけの」朝日新聞(田原 総一朗) @gendai_biz
    knockeye
    knockeye 2015/05/09
    自分が主筆だった時の誤報を訂正も謝罪もせずにまんまと逃げ果せて、その尻ぬぐいをさせられている後任に対して、こういう発言ができる人だからこそ、ああいう紙面になるのだろう。普通こういうことを言えるか?。