単眼複眼 軍用地同意書複写 “だまし討ち”20年前にも2011年12月5日 Tweet 2012年に賃貸借契約が切れる在沖米軍用地について、防衛省が地主の同意書の複写(コピー)をもって更新手続きを進められるとした問題で、県軍用地等地主会連合会(土地連)の浜比嘉勇会長は“だまし討ちだ”と強く反発している。契約同意書をめぐる防衛省と土地連の対立は20年前の前回契約時にも起こった。2度も同意書の解釈問題に発展した防衛省の対応に土地連は態度を硬化させている。 “予約”は有効 土地連は「借料交渉がまとまるまでは同意書は渡さない」という立場で、会員の同意書を各地主会が預かっている。だが、「契約に応じる地主と拒否地主を見分けるため」という防衛省の求めに応じてコピーを提供した。 土地連によると、2日に浜比嘉会長に面談した防衛省担当者は、借料を前回提示1・1%から3%程度への上積みを提示すると同時にコ