私が学校の歴史の授業で学んだ最も無惨な単語は「untermensch」というドイツ語でした。「劣等人間」、「人間以下のもの」。1941年にわが社会主義祖国を侵略したファッショたちは東欧の人口の絶対多数をそのように呼びました。もちろん、untermenschenの中には、多くの下位範疇がありました。今にも捕まえて殺すべき「劣等人間」(共産党員、軍の政治委員、軍職に就いているユダヤ人)、収容所に送ってから最後に殺すべき「劣等人間」(ユダヤ人、ボヘミアン等)、奴隷労働者として死ぬほどこき使うべき「劣等人間」(一般のスラブ人たち)……。まあ、敢えてそのように考えてみれば、日本帝国の充実な臣民であり、ファッショ・ドイツの熱烈な親友、1940~44年の間のベルリン交響楽団の指揮者であった安益泰のような「同盟国の国民」たちも、窮極的な意味ではファッショたちには単なるuntermenschenだったのです
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